2.3. クラウドプロバイダーへのシングルノード OpenShift のインストール


2.3.1. クラウドプロバイダーにシングルノード OpenShift をインストールするための追加要件

クラウドプロバイダー上で installer-provisioned installation に関するドキュメントは、3 つのコントロールプレーンノードで構成される高可用性クラスターに基づいています。ドキュメントを参照するときは、単一ノード OpenShift クラスターと高可用性クラスターの要件の違いを考慮してください。

  • 高可用性クラスターには、一時的なブートストラップマシン、3 台のコントロールプレーンマシン、および少なくとも 2 台のコンピュートマシンが必要です。シングルノード OpenShift クラスターの場合、必要なのは一時ブートストラップマシンと、コントロールプレーンノード用の 1 つのクラウドインスタンスのみです。コンピュートノードは必要ありません。
  • 高可用性クラスターのインストールの最小リソース要件には、4 つの vCPU と 100 GB のストレージを備えたコントロールプレーンノードが含まれます。シングルノードの OpenShift クラスターの場合、最低 8 個の仮想 CPU と 120 GB のストレージが必要です。
  • install-config.yaml ファイルの controlPlane.replicas 設定は 1 に設定する必要があります。
  • install-config.yaml ファイルの compute.replicas 設定は 0 に設定する必要があります。これにより、コントロールプレーンノードがスケジュール可能になります。

2.3.2. シングルノード OpenShift でサポートされているクラウドプロバイダー

次の表には、サポートされているクラウドプロバイダーと CPU アーキテクチャーのリストが含まれています。

表2.1 サポートされているクラウドプロバイダー
クラウドプロバイダーCPU アーキテクチャー

Amazon Web Service (AWS)

x86_64 and AArch64

Microsoft Azure

x86_64

Google Cloud Platform (GCP)

x86_64 and AArch64

2.3.3. AWS への単一ノード OpenShift のインストール

単一ノードクラスターを AWS にインストールするには、「カスタマイズを使用した AWS へのクラスターのインストール」手順を使用して、installer-provisioned installation が必要です。

2.3.4. Azure への単一ノード OpenShift のインストール

シングルノードクラスターを Azure にインストールするには、「カスタマイズを使用した Azure へのクラスターのインストール」手順を使用して、installer-provisioned installation が必要です。

2.3.5. GCP への単一ノード OpenShift のインストール

単一ノードクラスターを GCP にインストールするには、「カスタマイズを使用した GCP へのクラスターのインストール」手順を使用して、installer-provisioned installation が必要です。

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