6.8. CoreDNS ログレベルの設定
CoreDNS ログレベルを設定して、ログに記録されたエラーメッセージの情報量を決定できます。CoreDNS ログレベルの有効な値は、Normal
、Debug
、および Trace
です。デフォルトの logLevel
は Normal
です。
注記
エラープラグインは常に有効になっています。次の logLevel
設定は、さまざまなエラー応答を報告します。
-
logLevel
:Normal
は "errors" class:log . { class error }
を有効にします。 -
logLevel
:Debug
は "denial" class:log . { class denial error }
を有効にします。 -
logLevel
:Trace
は "all" class:log . { class all }
を有効にします。
手順
logLevel
をDebug
に設定するには、次のコマンドを入力します。$ oc patch dnses.operator.openshift.io/default -p '{"spec":{"logLevel":"Debug"}}' --type=merge
logLevel
をTrace
に設定するには、次のコマンドを入力します。$ oc patch dnses.operator.openshift.io/default -p '{"spec":{"logLevel":"Trace"}}' --type=merge
検証
目的のログレベルが設定されていることを確認するには、config map を確認します。
$ oc get configmap/dns-default -n openshift-dns -o yaml