6.2. ライフサイクルおよび永続ボリューム要求
ボリューム要求のパラメーターは Pod のボリュームソース内で許可されます。ラベル、アノテーション、および永続ボリューム要求 (PVC) のフィールドの全セットがサポートされます。このような Pod が作成されると、一時ボリュームコントローラーは (汎用一時ボリュームの作成 の手順に示すテンプレートから) Pod と同じ namespace に実際の PVC オブジェクトを作成し、Pod が削除されると PVC が削除されるようにします。これがトリガーとなり、以下の 2 つの方法のいずれかでボリュームのバインディングおよびプロビジョニングが行われます。
直ちに (ストレージクラスが即時ボリュームバインディングを使用する場合は)
即時バインディングの場合、スケジューラーはボリュームが利用可能になった後にボリュームにアクセスできるノードを強制的に選択させられます。
Pod が一時的にノードにスケジュールされる場合 (
WaitForFirstConsumervolume
バインディングモード)スケジューラーは Pod に適したノードを選択できるため、このボリュームバインディングオプションは、汎用一時ボリュームに推奨されます。
リソースの所有権に関しては、汎用一時ストレージを持つ Pod は、その一時ストレージを提供する PVC の所有者となります。Pod が削除されると、Kubernetes ガベージコレクターによって PVC が削除され、ストレージクラスのデフォルトの再利用ポリシーがボリュームを削除することになっているため、通常はボリュームの削除がトリガーされます。回収ポリシーが保持のストレージクラスを使用して、準一時ローカルストレージを作成できます。Pod が削除されてもストレージは存続するため、この場合は別途ボリュームのクリーンアップが行われるようにする必要があります。これらの PVC は存在しますが、それらは他の PVC と同様に使用できます。特に、それらはボリュームのクローン作成またはスナップショット作成時にデータソースとして参照できます。PVC オブジェクトは、ボリュームの現在のステータスも保持します。
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