18.9. External DNS Operator でクラスター全体のプロキシーを設定する
クラスター全体のプロキシーを設定した後、Operator Lifecycle Manager (OLM) はデプロイされたすべての Operator に対して、HTTP_PROXY
、HTTPS_PROXY
、および NO_PROXY
環境変数の新しい内容の自動更新をトリガーします。
18.9.1. クラスター全体のプロキシーの認証局を信頼する
External DNS Operator を設定して、クラスター全体のプロキシーの認証局を信頼できます。
手順
次のコマンドを実行して、
external-dns-operator
namespace に CA バンドルを含める config map を作成します。$ oc -n external-dns-operator create configmap trusted-ca
信頼できる CA バンドルを config map に挿入するには、次のコマンドを実行して、
config.openshift.io/inject-trusted-cabundle=true
ラベルを config map に追加します。$ oc -n external-dns-operator label cm trusted-ca config.openshift.io/inject-trusted-cabundle=true
次のコマンドを実行して、External DNS Operator のサブスクリプションを更新します。
$ oc -n external-dns-operator patch subscription external-dns-operator --type='json' -p='[{"op": "add", "path": "/spec/config", "value":{"env":[{"name":"TRUSTED_CA_CONFIGMAP_NAME","value":"trusted-ca"}]}}]'
検証
External DNS Operator のデプロイ後、次のコマンドを実行して、信頼できる CA 環境変数が
external-dns-operator
デプロイメントに追加されていることを確認します。$ oc -n external-dns-operator exec deploy/external-dns-operator -c external-dns-operator -- printenv TRUSTED_CA_CONFIGMAP_NAME
出力例
trusted-ca