第6章 独自のインフラストラクチャーでの Kuryr を使用する OpenStack へのクラスターのインストール
Kuryr は非推奨の機能です。非推奨の機能は依然として OpenShift Container Platform に含まれており、引き続きサポートされますが、本製品の今後のリリースで削除されるため、新規デプロイメントでの使用は推奨されません。
OpenShift Container Platform で非推奨となったか、削除された主な機能の最新の一覧については、OpenShift Container Platform リリースノートの 非推奨および削除された機能セクションを参照してください。
OpenShift Container Platform バージョン 4.14 では、ユーザーによってプロビジョニングされたインフラストラクチャーで実行される Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) にクラスターをインストールできます。
独自のインフラストラクチャーを使用することで、クラスターを既存のインフラストラクチャーおよび変更と統合できます。このプロセスでは、installer-provisioned installation の場合よりも多くの手作業が必要になります。Nova サーバー、Neutron ポート、セキュリティーグループなどのすべての RHOSP リソースを作成する必要があるためです。ただし、Red Hat では、デプロイメントプロセスを支援する Ansible Playbook を提供しています。
6.1. 前提条件
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- OpenShift クラスターでサポートされるプラットフォーム セクションを使用して、OpenShift Container Platform 4.18 が RHOSP バージョンと互換性があることを確認した。RHOSP サポートマトリックスの OpenShift Container Platform を参照して、プラットフォームのサポートを異なるバージョン間で比較することもできます。
- OpenShift Container Platform のインストール先に RHOSP アカウントがある。
- クラスターのスケーリング、コントロールプレーンのサイジング、および etcd のパフォーマンスおよびスケーラビリティーに関する理解がある。詳細は、クラスターのスケーリングに関する推奨プラクティス を参照してください。
インストールプログラムを実行するマシンには、以下が含まれる。
- インストールプロセス時に作成したファイルを保持できる単一ディレクトリー
- Python 3