7.6. ボリューム拡張時の障害からの復旧
基礎となるストレージの拡張に失敗した場合に、OpenShift Container Platform の管理者は永続ボリューム要求 (PVC) の状態を手動で復旧し、サイズ変更要求を取り消します。そうでない場合には、サイズ変更要求がコントローラーによって継続的に再試行されます。
手順
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Retain
回収ポリシーで要求 (PVC) にバインドされている永続ボリューム (PV) にマークを付けます。これは、PV を編集し、persistentVolumeReclaimPolicy
をRetain
に変更して実行できます。 - PVC を削除します。
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PV を手動で編集し、PV 仕様から
claimRef
エントリーを削除して、新しく作成された PVC をRetain
とマークされた PV にバインドできるようにします。これで、PV にはAvailable
というマークが付けられます。 - より小さいサイズ、または基礎となるストレージプロバイダーによって割り当て可能なサイズで PVC を再作成します。
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PVC の
volumeName
フィールドを PV の名前に設定します。これにより、PVC がプロビジョニングされた PV にのみバインドされます。 - PV で回収ポリシーを復元します。
関連情報
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制御する側の
StorageClass
オブジェクトには、allowVolumeExpansion
がtrue
に設定されています (ボリューム拡張サポートの有効化 を参照)。