第12章 モニタリング
12.1. モニタリングの概要
次のツールを使用して、クラスターと仮想マシン (VM) の正常性を監視できます。
- OpenShift Virtualization 仮想マシンの健全性ステータスのモニタリング
-
OpenShift Container Platform Web コンソールの Home
Overview ページに移動して、Web コンソールで OpenShift Virtualization 環境の全体的な健全性を表示します。Status カードには、アラートと条件に基づいて OpenShift Virtualization の全体的な健全性が表示されます。 - OpenShift Container Platform クラスター診断フレームワーク
OpenShift Container Platform クラスター診断フレームワークを使用してクラスターに対する自動テストを実行し、以下の状態を確認します。
- セカンダリーネットワークインターフェイスに接続された 2 つの仮想マシン間のネットワーク接続とレイテンシー
- パケット損失ゼロで Data Plane Development Kit (DPDK) ワークロードを実行する仮想マシン
- 仮想リソースの Prometheus クエリー
- vCPU、ネットワーク、ストレージ、およびゲストメモリースワッピングの使用状況とライブマイグレーションの進行状況をクエリーします。
- VM カスタムメトリクス
-
内部 VM メトリクスとプロセスを公開するように、
node-exporter
サービスを設定します。 - VM ヘルスチェック
- レディネス、ライブネス、ゲストエージェントの ping プローブ、および VM のウォッチドッグを設定します。
- runbook
- OpenShift Container Platform Web コンソールで OpenShift Virtualization の アラート を引き起こしている問題を診断して解決します。