9.2. OpenStack Cloud Controller Manager (CCM) 設定マップ
				OpenStack CCM config map は、クラスターが RHOSP クラウドと対話する方法を定義します。デフォルトでは、この設定は openshift-cloud-controller-manager namespace にある cloud-conf config map の cloud.conf キーの下に保存されます。
			
					cloud-conf config map は、openshift-config namespace の cloud-provider-config config map から生成されます。
				
					cloud-conf  config map で記述されている設定を変更するには、cloud-provider-config  config map を変更します。
				
この同期の一環として、CCM Operator はいくつかのオプションをオーバーライドします。詳細は、「RHOSP Cloud Controller Manager」を参照してください。
以下に例を示します。
cloud-conf config map の例
- 1
 - config map を変更するのではなく、
clouds.yamlファイルを使用してグローバルオプションを設定します。 
次のオプションが config map に存在します。特に明記されている場合を除き、RHOSP で実行されるクラスターには必須です。
9.2.1. ロードバランサー (オプション) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CCM は、Octavia を使用するデプロイメント用にいくつかのロードバランサーオプションをサポートしています。
Neutron-LBaaS のサポートは廃止されました。
| オプション | 説明 | 
|---|---|
|   
									  |   
									  | 
|   
									  |   
									オプション: ロードバランサーの仮想 IP アドレス (VIP) のフローティング IP アドレスを作成するために使用される外部ネットワーク。クラウドに複数の外部ネットワークがある場合、このオプションを設定するか、ユーザーがサービスアノテーションで   | 
|   
									  |   
									オプション: ロードバランサー VIP のフローティング IP アドレスを作成するために使用される外部ネットワークサブネット。サービスアノテーション   | 
|   
									  |   
									オプション: ロードバランサー VIP のフローティング IP アドレスを作成するために使用される外部ネットワークサブネットの名前パターン (  | 
|   
									  |   
									オプション: ロードバランサー VIP のフローティング IP アドレスを作成するために使用される外部ネットワークサブネットのタグ。サービスアノテーション  
									RHOSP ネットワークが共有を無効にして設定されている場合 (たとえば、作成時に   | 
|   
									  |   
									ロードバランサープールの作成に使用される負荷分散アルゴリズム。Amphora プロバイダーの場合、値は  
									OVN プロバイダーでは、 
									Amphora プロバイダの場合、  | 
|   
									  |   
									オプション:   | 
|   
									  |   
									オプション: ロードバランサー API のバージョン。  | 
|   
									  |   ロードバランサーの仮想 IP が作成される Networking サービスのサブネットの ID。デュアルスタックデプロイメントの場合は、このオプションを未設定のままにしておきます。OpenStack クラウドプロバイダーによって、ロードバランサーに使用するサブネットが自動的に選択されます。  | 
|   
									  |   
									ロードバランサーの仮想 IP が作成される Networking サービスのネットワークの ID。  | 
|   
									  |   
									サービスロードバランサーのヘルスモニターを作成するかどうか。 
									  | 
|   
									  |   
									プローブがロードバランサーのメンバーに送信される間隔 (秒単位)。デフォルト値は   | 
|   
									  |   
									ロードバランサーメンバーの動作ステータスを   | 
|   
									  |   
									モニターがタイムアウトする前にバックエンドへの接続を待機する時間 (秒単位)。デフォルト値は   | 
|   
									  |   
									フローティング IP アドレスなしで内部ロードバランサーを作成するかどうか。デフォルト値は   | 
|   
									  |   これは、一連のオプションで構成される設定セクションです。 
 これらのオプションの動作は、CCM 設定ファイルのロードバランサーセクションにある同じ名前のオプションの動作と同じです。 
									サービスアノテーション   | 
|   
									  |   
									ロードバランサーを共有できるサービスの最大数。デフォルト値は   | 
9.2.2. Operator がオーバーライドするオプション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CCM Operator は、RHOSP の設定で認識できる次のオプションをオーバーライドします。自分で設定しないでください。これらは、情報提供のみを目的としてこのドキュメントに含まれています。
| オプション | 説明 | 
|---|---|
|   
									  |   
									RHOSP ID サービスの URL。たとえば、  | 
|   
									  |   サービスカタログから使用するエンドポイントのタイプ。  | 
|   
									  |   Identity サービスのユーザー名。  | 
|   
									  |   Identity サービスのユーザーパスワード。  | 
|   
									  |   Identity サービスのユーザードメイン ID。  | 
|   
									  |   Identity サービスのユーザードメイン名。  | 
|   
									  |   Identity サービスのプロジェクト ID。Identity サービスアプリケーションの認証情報を使用している場合は、このオプションを未設定のままにします。 
									識別子   | 
|   
									  |   Identity サービスのプロジェクト名。  | 
|   
									  |   Identity サービスプロジェクトのドメイン ID。  | 
|   
									  |   Identity サービスプロジェクトのドメイン名。  | 
|   
									  |   Identity サービスのユーザードメイン ID。  | 
|   
									  |   Identity サービスのユーザードメイン名。  | 
|   
									  |   
									 CCM は、次の場所でファイルを検索します。 
  | 
|   
									  |   
									  | 
|   
									  |   
									使用する   |