2.4. 次の手順
2.4.1. 開発者の場合 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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OpenShift Container Platform を使用して、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイします。OpenShift Container Platform は、コンテナー化されたアプリケーションを開発し、デプロイするためのプラットフォームです。OpenShift Container Platform のドキュメントは、次の点で活用できます。
- OpenShift Container Platform での開発 を理解する:単純なコンテナーから高度な Kubernetes デプロイメントおよび Operator に至るまで、コンテナー化された各種アプリケーションについて説明します。
-
プロジェクトを使用 する:OpenShift Container Platform Web コンソールまたは OpenShift CLI (
oc
)からプロジェクトを作成し、開発するソフトウェアを整理し、共有します。 - アプリケーションを操作する:
OpenShift Container Platform Web コンソール の Developer パースペクティブ を使用して、アプリケーションを作成およびデプロイ します。
Topology ビュー を使用して、アプリケーションの表示、ステータスの監視、コンポーネントの接続およびグループ化、ならびにコードベースの変更を行います。
-
開発者 CLI ツール(
odo
)を使用 する:odo
CLI ツールにより、開発者は単一コンポーネントまたはマルチコンポーネントのアプリケーションを作成でき、デプロイメント、ビルド、およびサービスルート設定を自動化できます。odo は複雑な Kubernetes および OpenShift Container Platform の概念を抽象化し、アプリケーションの開発に集中できるようにします。 - CI/CD パイプラインを作成する: パイプラインは、分離されたコンテナーで実行されるサーバーレス、クラウドネイティブ、継続的インテグレーション、および継続的デプロイメントシステムです。パイプラインは、標準の Tekton カスタムリソースを使用してデプロイメントを自動化し、マイクロサービスベースのアーキテクチャーで機能する分散型チーム向けに設計されています。
- Helm チャートをデプロイ する:Helm 3 は、開発者が Kubernetes でアプリケーションパッケージの定義、インストール、および更新を行うのに役立つパッケージマネージャーです。Helm チャートは、Helm CLI を使用してデプロイできるアプリケーションを記述するパッケージング形式です。
- イメージビルド を理解する:さまざまな種類のソースマテリアル(Git リポジトリー、ローカルバイナリー入力、および外部アーティファクト)が含まれる各種のビルドストラテジー(Docker、S2I、カスタム、およびパイプライン)から選択します。次に、基本的なビルドから高度なビルドまで、ビルドタイプの例に従います。
- コンテナーイメージを作成 する:コンテナーイメージは、OpenShift Container Platform (および Kubernetes)アプリケーションで最も基本的なビルディングブロックです。イメージストリームを定義すると、開発の進捗に応じて、イメージの複数のバージョンを 1 つの場所に集約できます。S2I コンテナーを使用すると、Ruby、Node.js、Python などの特定タイプのコードを実行するように設定されたベースコンテナーに、ソースコードを挿入することができます。
-
デプロイメントを作成 する:
Deployment
およびDeploymentConfig
オブジェクトを使用して、アプリケーションの詳細な管理を行います。Workloads ページまたは OpenShift CLI (oc
)を使用して、デプロイメントを管理 します。ローリング、再作成およびカスタム のデプロイメントストラテジーについて説明しています。 - テンプレートを作成 する:既存のテンプレートを使用するか、アプリケーションのビルドまたはデプロイ方法を記述する独自のテンプレートを作成します。テンプレートは、イメージと説明、パラメーター、レプリカ、公開されたポートおよびアプリケーションの実行またはビルド方法を定義するその他のコンテンツを組み合わせることができます。
- Operator につい て理解する:Operator は、OpenShift Container Platform 4.14 で推奨される、クラスターアプリケーションの作成方法です。Operator Framework について、またインストールされた Operator を使用してアプリケーションをプロジェクトにデプロイする方法を説明します。
- Operator を 開発する:Operator は、OpenShift Container Platform 4.14 で推奨される、クラスターアプリケーションの作成方法です。Operator の構築、テスト、およびデプロイのワークフローを説明します。次に、Ansible または Helm をベースにして独自の Operator を作成するか、Operator SDK を使用して ビルトイン Prometheus モニタリング を設定します。
- REST API リファレンス: OpenShift Container Platform アプリケーションプログラミングインターフェイスのエンドポイントについて説明します。
2.4.2. 管理者の場合 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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- OpenShift Container Platform の管理: OpenShift Container Platform 4.14 コントロールプレーンのコンポーネントについて説明します。OpenShift Container Platform コントロールプレーンおよびワーカーノードが マシン API および Operator によりどのように管理および更新されるかを参照して ください。
- ユーザーとグループを管理 する:クラスターの使用または変更について、さまざまなレベルのパーミッションを持つユーザーおよびグループを追加します。
- 認証を管理 する:OpenShift Container Platform で、ユーザー、グループ、および API 認証がどのように機能するかを確認します。OpenShift Container Platform は、複数のアイデンティティープロバイダーをサポートします。
- ネットワークの 管理: OpenShift Container Platform のクラスターネットワークは、Cluster Network Operator (CNO)によって管理されます。CNO は、kube-proxy の iptables ルールを使用して、ノードとそれらのノードで実行されている Pod 間のトラフィックを転送します。Multus Container Network Interface は 複数のネットワークインターフェイス を Pod に割り当てる機能を追加します。ネットワークポリシー 機能を使用して、Pod を分離したり、選択したトラフィックを許可したりできます。
- ストレージを管理 する:OpenShift Container Platform では、クラスター管理者は永続ストレージを設定できます。
- Operator を管理 する:Red Hat、ISV、およびコミュニティー Operator の一覧は、クラスター管理者によって確認でき、クラスターにインストール できます。インストール後に、クラスターで Operator を 実行 したり、アップグレード したり、バックアップしたり、Operator を管理できます。
- カスタムリソース定義(CRD)を使用してクラスター を変更する: Operator で実装されたクラスター機能は、CRD で変更できます。CRD の 作成 および CRD からの リソースの管理 について説明します。
- リソースクォータを設定 する:CPU、メモリー、その他のシステムリソースから選択し、クォータを設定 します。
- リソースをプルーニングおよび回収 する:不要な Operator、グループ、デプロイメント、ビルド、イメージ、レジストリー、および cron ジョブをプルーニングして領域を回収します。
- クラスターの スケーリング および チューニング を行う:クラスター 制限の設定、ノードのチューニング、クラスターモニタリングのスケーリング、および環境に合わせてネットワーク、ストレージ、ルートの最適化を行います。
- 非接続環境 で OpenShift Update Service を使用する:非接続 環境で OpenShift Container Platform の更新を推奨するために、ローカルの OpenShift Update Service のインストールおよび管理について確認します。
- クラスターを監視 する: モニタリングスタックの設定 について確認します。モニタリングの設定後、Web コンソールを使用して モニタリングダッシュボード にアクセスします。インフラストラクチャーメトリクスに加え、独自サービスのメトリクスも収集して表示できます。
- リモートヘルスモニタリング: OpenShift Container Platform はクラスターについての匿名の集計情報を収集します。Telemetry および Insights Operator を使用すると、このデータは Red Hat によって受信され、OpenShift Container Platform を改善するために使用されます。リモートヘルスモニタリングで収集されるデータ を表示できます。