2.3. Migration Toolkit for Containers 1.6 リリースノート


Migration Toolkit for Containers (MTC) リリースノートでは、新機能および拡張機能、非推奨となった機能、および既知の問題を説明しています。

MTC を使用すると、namespace の粒度で OpenShift Container Platform クラスター間でアプリケーションワークロードを移行できます。

OpenShift Container Platform 3 から 4.18 および OpenShift Container Platform 4 クラスター間で移行できます。

MTC には、Web コンソールおよび API が同梱されており、Kubernetes カスタムリソースに基づいて移行を制御してアプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えることができます。

MTC のサポートポリシーの詳細は、Red Hat OpenShift Container Platform ライフサイクルポリシー の一部である OpenShift Application and Cluster Migration Solutions を参照してください。

2.3.1. Migration Toolkit for Containers 1.6 リリースノート

2.3.1.1. 新機能および機能拡張

このリリースには、以下の新機能および機能拡張が含まれています。

  • 状態の移行: 特定の永続ボリューム要求 (PVC) を選択して、反復可能な状態のみの移行を実行できます。
  • "New operator version available" の通知: MTC の Web コンソールのクラスターページには、新しい Migration Toolkit for Containers Operator が利用可能になると通知が表示されます。

2.3.1.2. 非推奨の機能

以下の機能が非推奨になりました。

  • MTC バージョン 1.4 はサポートされなくなりました。

2.3.1.3. 既知の問題

このリリースには、以下の既知の問題があります。

  • OpenShift Container Platform 3.10 では、MigrationController Pod の再起動に過剰に時間を要します。Bugzilla レポートには回避策が含まれています。(BZ#1986796)
  • 段階 Pod は、IBM Cloud の従来の OpenShift Container Platform ソースクラスターからボリュームの直接移行時に失敗します。IBM ブロックストレージプラグインでは、同じノードの複数の Pod に、同じボリュームをマウントすることはできません。その結果、PVC は Rsync Pod およびアプリケーション Pod を同時にマウントすることはできません。この問題を解決するには、移行前にアプリケーション Pod を停止します。(BZ#1887526)
  • AWS gp2 PVC に利用可能な領域がない場合に、MigPlan カスタムリソースには警告は表示されません。(BZ#1963927)
  • IBM Cloud のブロックストレージは、同じアベイラビリティーゾーンに所属している必要があります。仮想プライベートクラウドのブロックストレージに関する IBM FAQ を参照してください。
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