第4章 レジストリーへのアクセス
ログおよびメトリクスの表示やレジストリーのセキュリティー保護および公開など、レジストリーへのさまざまなアクセス方法は、以下のセクションを参照してください。
レジストリーに直接アクセスし、podman
コマンドを起動できます。これにより、podman push
や podman pull
などの操作で統合レジストリーに対して、もしくは統合レジストリーからイメージを直接プッシュまたはプルすることができます。これを実行するには、podman login
コマンドを使用してレジストリーにログインしている必要があります。実行できる操作は、以下のセクションで説明されているようにユーザーが持つパーミッションによって異なります。
4.1. 前提条件
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - アイデンティティープロバイダー (IDP) を設定している。
podman pull
コマンドを使用する場合などにイメージをプルするために、registry-viewer
ロールがある。このロールを追加するには、以下のコマンドを実行します。$ oc policy add-role-to-user registry-viewer <user_name>
イメージの書き出しやプッシュを実行するために (
podman push
コマンドを使用する場合など)、以下が完了している。ユーザーに
registry-editor
ロールを指定する。このロールを追加するには、以下のコマンドを実行します。$ oc policy add-role-to-user registry-editor <user_name>
- クラスターに、イメージをプッシュできる既存のプロジェクトを用意する。