9.2. ホストされたクラスターと Hosted Control Plane の調整の一時停止


クラスターインスタンス管理者は、ホストされたクラスターと Hosted Control Plane の調整を一時停止できます。etcd データベースをバックアップおよび復元するときや、ホストされたクラスターまたは Hosted Control Plane の問題をデバッグする必要があるときは、調整を一時停止することができます。

手順

  1. ホストされたクラスターと Hosted Control Plane の調整を一時停止するには、HostedCluster リソースの pausedUntil フィールドを設定します。

    • 特定の時刻まで調整を一時停止するには、次のコマンドを入力します。

      $ oc patch -n <hosted_cluster_namespace> hostedclusters/<hosted_cluster_name> -p '{"spec":{"pausedUntil":"<timestamp>"}}' --type=merge 1
      1
      RFC339 形式でタイムスタンプを指定します (例: 2024-03-03T03:28:48Z)。指定の時間が経過するまで、調整が一時停止します。
    • 調整を無期限に一時停止するには、次のコマンドを入力します。

      $ oc patch -n <hosted_cluster_namespace> hostedclusters/<hosted_cluster_name> -p '{"spec":{"pausedUntil":"true"}}' --type=merge

      HostedCluster リソースからフィールドを削除するまで、調整は一時停止されます。

      HostedCluster リソースの一時停止調整フィールドが設定されると、そのフィールドは関連付けられた HostedControlPlane リソースに自動的に追加されます。

  2. pausedUntil フィールドを削除するには、次の patch コマンドを入力します。

    $ oc patch -n <hosted_cluster_namespace> hostedclusters/<hosted_cluster_name> -p '{"spec":{"pausedUntil":null}}' --type=merge
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