1.6.3. クラウドコンピュート


  • 以前は、可用性セット障害ドメイン数は 2 にハードコードされていました。通常、障害ドメイン数は 2 以上であるため、この値は Microsoft Azure のほとんどのリージョンで機能しますが、centraluseuap および eastusstg リージョンでは機能しませんでした。このリリースでは、リージョン内の可用性セット障害ドメイン数が動的に設定されます。(OCPBUGS-48659)
  • 以前は、Google Cloud からゾーン API エラーメッセージが更新されて粒度が増したため、マシンコントローラーがマシンを、無効なマシン設定のエラーとして認識するのではなく、一時的なクラウドエラーと認識してマシンを誤って有効としてマークしていました。これにより、無効なマシンが failed 状態に遷移できませんでした。この更新により、マシンコントローラーは新しいエラーメッセージを正しく処理し、無効なゾーンまたはプロジェクト ID を持つマシンが適切に failed 状態に遷移するようになりました。(OCPBUGS-47790)
  • 以前は、証明書署名要求 (CSR) 承認者は、過負荷状態にあるかどうか、および証明書の承認を停止する必要があるかどうかの計算に、他のシステムからの証明書も含めていました。CSR を使用する他のサブシステムがある大規模なクラスターでは、CSR 承認者は関連しない未承認の CSR を合計に含め、それ以上の承認が妨げられていました。このリリースでは、CSR 承認者は、signerName プロパティーをフィルターとして使用して、承認できる CSR のみを含めるようになりました。その結果、CSR 承認者は、関連する signerName 値に対して未承認の CSR が多数ある場合にのみ、新規承認を妨げます。(OCPBUGS-46425)
  • 以前は、一部のクラスターオートスケーラーメトリクスが初期化されず、使用できませんでした。このリリースにより、これらのメトリクスが初期化され、利用可能になりました。(OCPBUGS-46416)
  • 以前は、一時的な切断のためにインフォーマー監視ストリームがイベントを見逃した場合、特にインフォーマーが一時的な切断中に EndpointSlice オブジェクトが削除されたことを認識すると、ネットワークに再接続された後にインフォーマーは特別なシグナルタイプを返すことがありました。返されたシグナルタイプは、イベントの状態が停止し、オブジェクトが削除されたことを示していました。返されたシグナルタイプは不正確で、OpenShift Container Platform ユーザーが混乱する原因となった可能性があります。このリリースでは、Cloud Controller Manager (CCM) が予期しないシグナルタイプを処理するため、OpenShift Container Platform ユーザーが返されたタイプから混乱を招く情報を受け取ることはありません。(OCPBUGS-45972)
  • 以前は、末尾にピリオド (.) が含まれるカスタムドメイン名を使用するように AWS DHCP オプションセットが設定されていた場合、OpenShift Container Platform のインストールは失敗していました。このリリースでは、EC2 インスタンスのホスト名を抽出して Kubelet ノード名に変換するロジックが末尾のピリオドを削除するように更新されたため、結果として取得する Kubernetes オブジェクト名が有効になります。DHCP オプションセットの末尾のピリオドがインストールの失敗を引き起こすことがなくなりました。(OCPBUGS-45889)
  • 以前は、MachineSet オブジェクトの publicIp パラメーターが明示的に false に設定されていると、既存のサブネット上の特定の環境で AWS クラスターのインストールが失敗していました。このリリースでは、インストールプログラムが特定の環境で AWS クラスターのマシンをプロビジョニングするときに、publicIp に設定された設定値によって問題が発生しなくなりました。(OCPBUGS-45130)
  • 以前は、プラットフォームタイプが baremetal のクラスター (installer-provisioned infrastructure インストールプログラムによって作成されたクラスターなど) でのみ、クラスター全体の Provisioning リソースを編集してプロビジョニングネットワークを有効にできました。ベアメタルのシングルノード OpenShift および user-provisioned infrastructure クラスターでは、このリソースを編集すると、検証エラーが発生します。過剰な検証が削除され、プラットフォームタイプが none のベアメタルクラスターでプロビジョニングネットワークを有効にできるようになりました。ユーザーは、installer-provisioned infrastructure と同様に、この操作のすべてのネットワーク要件が満たされていることを確認する責任があります。(OCPBUGS-43371)
  • 以前は、インストールプログラムは、VMware vSphere コントロールプレーンマシンセットのカスタムリソース (CR) の spec.template.spec.providerSpec.value セクションの network.devicestemplate、および workspace フィールドに値を入力していました。これらのフィールドは vSphere 障害ドメインで設定する必要があり、インストールプログラムでこれらのフィールドを設定すると、意図しない動作が発生していました。これらのフィールドを更新してもコントロールプレーンマシンの更新はトリガーされず、コントロールプレーンマシンセットが削除されるとこれらのフィールドはクリアされていました。このリリースにより、インストールプログラムが更新され、障害ドメイン設定に含まれる値が入力されなくなりました。これらの値が障害ドメイン設定で定義されていない場合 (たとえば、以前のバージョンから OpenShift Container Platform 4.18 に更新されたクラスターの場合)、インストールプログラムによって定義された値が使用されます。(OCPBUGS-42660)
  • 以前は、クラスターオートスケーラーは、削除中に PreferNoSchedule taint のあるノードを残すことがありました。このリリースでは、一括削除の上限が無効になっているため、この taint を持つノードは削除後に残らなくなります。(OCPBUGS-42132)
  • 以前は、IBM Cloud クラスターのインストールで使用される Cloud Controller Manager (CCM) の liveness probe はループバックを使用できなかったため、プローブが再起動を繰り返していました。このリリースでは、プローブはループバックを使用できるようになり、この問題は発生しなくなりました。(OCPBUGS-41936)
  • 以前は、証明書署名要求 (CSR) の承認メカニズムは、CSR のノード名と内部 DNS エントリーが大文字と小文字の不一致により失敗していました。このリリースでは、CSR の承認メカニズムが更新され、大文字と小文字を区別するチェックがスキップされるようになりました。これにより、ノード名と内部 DNS エントリーが一致する CSR が、大文字と小文字の不一致によりチェックに失敗することがなくなりました。(OCPBUGS-36871)
  • 以前は、クラウドノードマネージャーには、実行中のノードのみを更新する必要がある場合に、任意のノードオブジェクトを更新する権限がありました。このリリースでは、あるノードのノードマネージャーが別のノードのノードオブジェクトを更新することを防止するための制限が設けられました。(OCPBUGS-22190)
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