21.9. vSphere のインストール設定パラメーター
OpenShift Container Platform クラスターを vSphere にデプロイする前に、クラスターとそれをホストするプラットフォームをカスタマイズするためのパラメーターを指定します。install-config.yaml
ファイルを作成するときは、コマンドラインを使用して必要なパラメーターの値を指定します。その後、install-config.yaml
ファイルを変更して、クラスターをさらにカスタマイズできます。
21.9.1. vSphere で使用可能なインストール設定パラメーター
次の表に、インストールプロセスの一部として設定できる必須、オプション、および vSphere 固有のインストール設定パラメーターを示します。
インストール後は、これらのパラメーターを install-config.yaml
ファイルで変更することはできません。
21.9.1.1. 必須設定パラメーター
必須のインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
apiVersion: |
| 文字列 |
baseDomain: |
クラウドプロバイダーのベースドメイン。ベースドメインは、OpenShift Container Platform クラスターコンポーネントへのルートを作成するために使用されます。クラスターの完全な DNS 名は、 |
|
metadata: |
Kubernetes リソース | オブジェクト |
metadata: name: |
クラスターの名前。クラスターの DNS レコードはすべて |
小文字いちぶハイフン ( |
platform: |
インストールを実行する特定のプラットフォームの設定: | オブジェクト |
pullSecret: | Red Hat OpenShift Cluster Manager からプルシークレット を取得して、Quay.io などのサービスから OpenShift Container Platform コンポーネントのコンテナーイメージをダウンロードすることを認証します。 |
{ "auths":{ "cloud.openshift.com":{ "auth":"b3Blb=", "email":"you@example.com" }, "quay.io":{ "auth":"b3Blb=", "email":"you@example.com" } } } |
21.9.1.2. ネットワーク設定パラメーター
既存のネットワークインフラストラクチャーの要件に基づいて、インストール設定をカスタマイズできます。たとえば、クラスターネットワークの IP アドレスブロックを拡張するか、デフォルトとは異なる IP アドレスブロックを指定できます。
- Red Hat OpenShift Networking OVN-Kubernetes ネットワークプラグインを使用する場合、IPv4 と IPv6 の両方のアドレスファミリーがサポートされます。
- Red Hat OpenShift Networking OpenShift SDN ネットワークプラグインを使用する場合、IPv4 アドレスファミリーのみがサポートされます。
VMware vSphere では、デュアルスタックネットワークで IPv4 または IPv6 をプライマリーアドレスファミリーとして指定できます。
両方の IP アドレスファミリーを使用するようにクラスターを設定する場合は、次の要件を確認してください。
- どちらの IP ファミリーも、デフォルトゲートウェイに同じネットワークインターフェイスを使用する必要があります。
- 両方の IP ファミリーにデフォルトゲートウェイが必要です。
- すべてのネットワーク設定パラメーターに対して、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスを同じ順序で指定する必要があります。たとえば、以下の設定では、IPv4 アドレスは IPv6 アドレスの前に記載されます。
networking: clusterNetwork: - cidr: 10.128.0.0/14 hostPrefix: 23 - cidr: fd00:10:128::/56 hostPrefix: 64 serviceNetwork: - 172.30.0.0/16 - fd00:172:16::/112
Globalnet は、Red Hat OpenShift Data Foundation ディザスターリカバリーソリューションではサポートされていません。局地的なディザスターリカバリーのシナリオでは、各クラスター内のクラスターとサービスネットワークに重複しない範囲のプライベート IP アドレスを使用するようにしてください。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
networking: | クラスターのネットワークの設定。 | オブジェクト 注記
インストール後に |
networking: networkType: | インストールする Red Hat OpenShift Networking ネットワークプラグイン。 |
|
networking: clusterNetwork: | Pod の IP アドレスブロック。
デフォルト値は 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: clusterNetwork: - cidr: 10.128.0.0/14 hostPrefix: 23 |
networking: clusterNetwork: cidr: |
IPv4 ネットワーク |
CIDR (Classless Inter-Domain Routing) 表記の IP アドレスブロック。IPv4 ブロックの接頭辞長は |
networking: clusterNetwork: hostPrefix: |
それぞれの個別ノードに割り当てるサブネット接頭辞長。たとえば、 | サブネット接頭辞。
デフォルト値は |
networking: serviceNetwork: |
サービスの IP アドレスブロック。デフォルト値は OpenShift SDN および OVN-Kubernetes ネットワークプラグインは、サービスネットワークの単一 IP アドレスブロックのみをサポートします。 | CIDR 形式の IP アドレスブロックを持つ配列。以下に例を示します。 networking: serviceNetwork: - 172.30.0.0/16 |
networking: machineNetwork: | マシンの IP アドレスブロック。 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: machineNetwork: - cidr: 10.0.0.0/16 |
networking: machineNetwork: cidr: |
| CIDR 表記の IP ネットワークブロック。
例: 注記
優先される NIC が置かれている CIDR に一致する |
21.9.1.3. オプションの設定パラメーター
オプションのインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
additionalTrustBundle: | ノードの信頼済み証明書ストアに追加される PEM でエンコードされた X.509 証明書バンドル。この信頼バンドルは、プロキシーが設定される際にも使用できます。 | 文字列 |
capabilities: | オプションのコアクラスターコンポーネントのインストールを制御します。オプションのコンポーネントを無効にすることで、OpenShift Container Platform クラスターのフットプリントを削減できます。詳細は、インストール の「クラスター機能ページ」を参照してください。 | 文字列配列 |
capabilities: baselineCapabilitySet: |
有効にするオプション機能の初期セットを選択します。有効な値は | 文字列 |
capabilities: additionalEnabledCapabilities: |
オプションの機能のセットを、 | 文字列配列 |
cpuPartitioningMode: | ワークロードパーティション設定を使用して、OpenShift Container Platform サービス、クラスター管理ワークロード、およびインフラストラクチャー Pod を分離し、予約された CPU セットで実行できます。ワークロードパーティショニングはインストール中にのみ有効にすることができ、インストール後に無効にすることはできません。このフィールドはワークロードのパーティショニングを有効にしますが、特定の CPU を使用するようにワークロードを設定するわけではありません。詳細は、スケーラビリティとパフォーマンス セクションの ワークロードパーティショニング ページを参照してください。 |
|
compute: | コンピュートノードを構成するマシンの設定。 |
|
compute: architecture: |
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は、 | 文字列 |
compute: name: |
|
|
compute: platform: |
|
|
compute: replicas: | プロビジョニングするコンピュートマシン (ワーカーマシンとしても知られる) の数。 |
|
featureSet: | 機能セットのクラスターを有効にします。機能セットは、デフォルトで有効にされない OpenShift Container Platform 機能のコレクションです。インストール中に機能セットを有効にする方法の詳細は、「機能ゲートの使用による各種機能の有効化」を参照してください。 |
文字列。 |
controlPlane: | コントロールプレーンを構成するマシンの設定。 |
|
controlPlane: architecture: |
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は、 | 文字列 |
controlPlane: name: |
|
|
controlPlane: platform: |
|
|
controlPlane: replicas: | プロビジョニングするコントロールプレーンマシンの数。 |
サポートされる値は |
credentialsMode: | Cloud Credential Operator (CCO) モード。モードを指定しないと、CCO は指定された認証情報の機能を動的に判別しようとします。この場合、複数のモードがサポートされるプラットフォームで Mint モードが優先されます。 |
|
fips: |
FIPS モードを有効または無効にします。デフォルトは 重要 クラスターで FIPS モードを有効にするには、FIPS モードで動作するように設定された Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コンピューターからインストールプログラムを実行する必要があります。RHEL での FIPS モードの設定の詳細は、FIPS モードでのシステムのインストール を参照してください。FIPS モードでブートされた Red Hat Enterprise Linux (RHEL) または Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) を実行する場合、OpenShift Container Platform コアコンポーネントは、x86_64、ppc64le、および s390x アーキテクチャーのみで、FIPS 140-2/140-3 検証のために NIST に提出された RHEL 暗号化ライブラリーを使用します。 注記 Azure File ストレージを使用している場合、FIPS モードを有効にすることはできません。 |
|
imageContentSources: | release-image コンテンツのソースおよびリポジトリー。 |
オブジェクトの配列。この表の以下の行で説明されているように、 |
imageContentSources: source: |
| 文字列 |
imageContentSources: mirrors: | 同じイメージが含まれる可能性のあるリポジトリーを 1 つ以上指定します。 | 文字列の配列。 |
platform: aws: lbType: |
AWS で NLB ロードバランサータイプを設定するために必要です。有効な値は |
|
publish: | Kubernetes API、OpenShift ルートなどのクラスターのユーザーに表示されるエンドポイントをパブリッシュまたは公開する方法。 |
|
sshKey: | クラスターマシンへのアクセスを認証するための SSH キー。 注記
インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、 |
たとえば、 |
すべてのクラウドプロバイダーですべての CCO モードがサポートされているわけではありません。CCO モードの詳細は、認証と認可 コンテンツの「クラウドプロバイダーの認証情報の管理」を参照してください。
注記AWS アカウントでサービスコントロールポリシー (SCP) が有効になっている場合は、
credentialsMode
パラメーターをMint
、Passthrough
またはManual
に設定する必要があります。GCP で共有 Virtual Private Cloud (VPC) にインストールする場合は、credentialsMode
をPassthrough
またはManual
に設定する必要があります。重要このパラメーターを
Manual
に設定すると、管理者レベルのシークレットをkube-system
プロジェクトに保存する代替手段が有効になりますが、追加の設定手順が必要になります。詳細は、「管理者レベルのシークレットを kube-system プロジェクトに保存する代替方法」を参照してください。
21.9.1.4. オプションの AWS 設定パラメーター
オプションの AWS 設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
compute: platform: aws: amiID: | クラスターのコンピュートマシンの起動に使用される AWS AMI。これは、カスタム RHCOS AMI を必要とするリージョンに必要です。 | 設定した AWS リージョンに属するパブリッシュ済みまたはカスタムの RHCOS AMI。利用可能な AMI ID については、AWS インフラストラクチャーの RHCOS AMI を参照してください。 |
compute: platform: aws: iamRole: | コンピュートマシンプールインスタンスのプロファイルに適用される既存の AWS IAM ロール。これらのフィールドを使用して命名スキームに一致させ、IAM ロール用に事前に定義されたパーミッション境界を含めることができます。定義されていない場合は、インストールプログラムは新規の IAM ロールを作成します。 | 有効な AWS IAM ロール名。 |
compute: platform: aws: rootVolume: iops: | ルートボリュームに予約される 1 秒あたりの入出力操作 (IOPS)。 |
整数 (例: |
compute: platform: aws: rootVolume: size: | ルートボリュームのサイズ (GiB)。 |
整数 (例: |
compute: platform: aws: rootVolume: type: | root ボリュームのタイプです。 |
有効な AWS EBS ボリュームタイプ (例: |
compute: platform: aws: rootVolume: kmsKeyARN: | KMS キーの Amazon リソース名 (キー ARN)。これは、ワーカーノードのオペレーティングシステムボリュームを特定の KMS キーで暗号化するために必要です。 | 有効な キー ID またはキー ARN。 |
compute: platform: aws: type: | コンピュートマシンの EC2 インスタンスタイプ。 |
有効な AWS インスタンスタイプ (例: |
compute: platform: aws: zones: | インストールプログラムがコンピュートマシンプールのマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。独自の VPC を指定する場合は、そのアベイラビリティーゾーンにサブネットを指定する必要があります。 |
|
compute: aws: region: | インストールプログラムがコンピュートリソースを作成する AWS リージョン。 |
有効な AWS リージョン (例: aws ec2 describe-instance-type-offerings --filters Name=instance-type,Values=c7g.xlarge 重要 ARM ベースの AWS インスタンスで実行する場合は、AWS Graviton プロセッサーが利用可能なリージョンを入力するようにしてください。AWS ドキュメントの グローバルアベイラビリティー マップを参照してください。現在、AWS Graviton3 プロセッサーは一部のリージョンでのみ利用できます。 |
controlPlane: platform: aws: amiID: | クラスターのコントロールプレーンマシンを起動するために使用される AWS AMI。これは、カスタム RHCOS AMI を必要とするリージョンに必要です。 | 設定した AWS リージョンに属するパブリッシュ済みまたはカスタムの RHCOS AMI。利用可能な AMI ID については、AWS インフラストラクチャーの RHCOS AMI を参照してください。 |
controlPlane: platform: aws: iamRole: | コントロールプレーンマシンプールインスタンスのプロファイルに適用される既存の AWS IAM ロール。これらのフィールドを使用して命名スキームに一致させ、IAM ロール用に事前に定義されたパーミッション境界を含めることができます。定義されていない場合は、インストールプログラムは新規の IAM ロールを作成します。 | 有効な AWS IAM ロール名。 |
controlPlane: platform: aws: rootVolume: iops: | コントロールプレーンマシン上のルートボリューム用に予約されている 1 秒あたりの入出力操作数 (IOPS)。 |
整数 (例: |
controlPlane: platform: aws: rootVolume: size: | コントロールプレーンマシンのルートボリュームのサイズ (GiB)。 |
整数 (例: |
controlPlane: platform: aws: rootVolume: type: | コントロールプレーンマシンのルートボリュームのタイプ。 |
有効な AWS EBS ボリュームタイプ (例: |
controlPlane: platform: aws: rootVolume: kmsKeyARN: | KMS キーの Amazon リソース名 (キー ARN)。これは、特定の KMS キーでコントロールプレーンノードのオペレーティングシステムボリュームを暗号化するために必要です。 | 有効な キー ID とキー ARN。 |
controlPlane: platform: aws: type: | コントロールプレーンマシンの EC2 インスタンスタイプ。 |
|
controlPlane: platform: aws: zones: | インストールプログラムがコントロールプレーンマシンプールのマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 |
|
controlPlane: aws: region: | インストールプログラムがコントロールプレーンのリソースを作成する AWS リージョン。 |
有効な AWS リージョン (例: |
platform: aws: amiID: | クラスターのすべてのマシンを起動するために使用される AWS AMI。これが設定されている場合、AMI はクラスターと同じリージョンに属する必要があります。これは、カスタム RHCOS AMI を必要とするリージョンに必要です。 | 設定した AWS リージョンに属するパブリッシュ済みまたはカスタムの RHCOS AMI。利用可能な AMI ID については、AWS インフラストラクチャーの RHCOS AMI を参照してください。 |
platform: aws: hostedZone: | クラスターの既存の Route 53 プライベートホストゾーン。独自の VPC を指定する場合も、既存のホストゾーンのみを使用できます。ホストゾーンは、インストール前にユーザーによって提供される VPC に関連付けられている必要があります。また、ホストゾーンのドメインはクラスタードメインまたはクラスタードメインの親である必要があります。定義されていない場合は、インストールプログラムは新規のホストゾーンを作成します。 |
文字列 (例: |
platform: aws: hostedZoneRole: | 指定されたホストゾーンを含むアカウントの既存の IAM ロールの Amazon Resource Name (ARN)。インストールプログラムとクラスターオペレーターは、ホストゾーンで操作を実行するときにこのロールを引き受けます。このパラメーターは、クラスターを共有 VPC にインストールする場合にのみ使用してください。 |
文字列 (例 |
platform: aws: serviceEndpoints: - name: url: | AWS サービスのエンドポイント名と URL。カスタムエンドポイントは、FIPS などの AWS の代替エンドポイントを使用しなければならない場合にのみ必要です。カスタム API エンドポイントは、EC2、S3、IAM、Elastic Load Balancing、Tagging、Route 53、および STS AWS サービスに指定できます。 | 有効な AWS サービスエンドポイント 名と有効な AWS サービスエンドポイント URL。 |
platform: aws: userTags: | インストールプログラムが、作成するすべてのリソースに対するタグとして追加するキーと値のマップ。 |
注記 インストール時に、最大 25 個のユーザー定義タグを追加できます。残りの 25 個のタグは、OpenShift Container Platform 用に予約されています。 |
platform: aws: propagateUserTags: | クラスター内 Operator に対し、Operator が作成する AWS リソースのタグに指定されたユーザータグを組み込むフラグ。 |
ブール値( |
platform: aws: subnets: |
インストールプログラムによる VPC の作成を許可する代わりに VPC を指定する場合は、使用するクラスターのサブネットを指定します。サブネットは、指定する同じ 標準クラスターの場合は、各アベイラビリティーゾーンのパブリックおよびプライベートサブネットを指定します。 プライベートクラスターについては、各アベイラビリティーゾーンのプライベートサブネットを指定します。 AWS Local Zone を使用するクラスターの場合、エッジマシンプールが確実に作成されるように、AWS Local Zone のサブネットをこのリストに追加する必要があります。 | 有効なサブネット ID。 |
platform: aws: preserveBootstrapIgnition: | ブートストラップの完了後に S3 バケットが削除されないようにします。 |
|
21.9.1.5. 追加の Google Cloud Platform (GCP) 設定パラメーター
追加の GCP 設定パラメーターは以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
controlPlane: platform: gcp: osImage: project: | オプション: デフォルトで、インストールプログラムは、コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの起動に使用する Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。インストールプログラムがコントロールプレーンマシンのみに使用するカスタム RHCOS イメージの場所を指定することで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。 | 文字列。イメージが置かれている GCP プロジェクトの名前。 |
controlPlane: platform: gcp: osImage: name: |
インストールプログラムがコントロールプレーンマシンを起動するために使用するカスタム RHCOS イメージの名前。 | 文字列。RHCOS イメージの名前。 |
compute: platform: gcp: osImage: project: | オプション: デフォルトで、インストールプログラムはコンピュートマシンの起動に使用する RHCOS イメージをダウンロードしてインストールします。インストールプログラムがコンピュートマシンのみに使用するカスタム RHCOS イメージの場所を指定することで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。 | 文字列。イメージが置かれている GCP プロジェクトの名前。 |
compute: platform: gcp: osImage: name: |
インストールプログラムがコンピュートマシンの起動に使用するカスタム RHCOS イメージの名前。 | 文字列。RHCOS イメージの名前。 |
platform: gcp: network: |
クラスターをデプロイする既存 Virtual Private Cloud (VPC) の名前。クラスターを共有 VPC にデプロイする場合は、共有 VPC を含む GCP プロジェクトの名前で | 文字列。 |
platform: gcp: networkProjectID: | オプション: クラスターをデプロイする共有 VPC を含む GCP プロジェクトの名前。 | 文字列。 |
platform: gcp: projectID: | インストールプログラムがクラスターをインストールする GCP プロジェクトの名前。 | 文字列。 |
platform: gcp: region: | クラスターをホストする GCP リージョンの名前。 |
有効なリージョン名 (例: |
platform: gcp: controlPlaneSubnet: | コントロールプレーンマシンをデプロイする既存サブネットの名前。 | サブネット名。 |
platform: gcp: computeSubnet: | コンピュートマシンをデプロイする既存サブネットの名前。 | サブネット名。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: zones: | インストールプログラムがマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 |
YAML シーケンス の 重要 GCP 64 ビット ARM インフラストラクチャーでクラスターを実行する場合は、Ampere Altra Arm CPU が利用可能なゾーンを使用するようにしてください。「GCP 可用性ゾーン」リンクで、64 ビット ARM プロセッサーと互換性のあるゾーンを確認できます。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: diskSizeGB: | ディスクのサイズ (GB 単位)。 | 16 GB から 65536 GB の間のサイズ |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: diskType: |
すべてのマシンのデフォルトのディスクタイプ。コントロールプレーンノードは、 | |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osImage: project: | オプション: デフォルトで、インストールプログラムは、コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの起動に使用される RHCOS イメージをダウンロードしてインストールします。インストールプログラムが両方のタイプのマシンに使用するカスタム RHCOS イメージの場所を指定することで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。 | 文字列。イメージが置かれている GCP プロジェクトの名前。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osImage: name: |
インストールプログラムがコントロールプレーンとコンピュートマシンの起動に使用するカスタム RHCOS イメージの名前。 | 文字列。RHCOS イメージの名前。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: tags: | オプション: コントロールプレーンおよびコンピュートマシンに追加する別のネットワークタグ。 |
|
platform: gcp: defaultMachinePlatform: type: | コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの GCP マシンタイプ。 |
|
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: encryptionKey: kmsKey: name: | マシンのディスク暗号化に使用されるお客様が管理する暗号化キーの名前。 | 暗号化キー名。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: encryptionKey: kmsKey: keyRing: | KMS キーが属する Key Management Service (KMS) キーリングの名前。 | KMS キーリング名。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: encryptionKey: kmsKey: location: | KMS キーリングが存在する GCP の場所。 | GCP の場所。 |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: encryptionKey: kmsKey: projectID: |
KMS キーリングが存在するプロジェクトの ID。この値は、設定されていない場合、デフォルトで | GCP プロジェクト ID |
platform: gcp: defaultMachinePlatform: osDisk: encryptionKey: kmsKeyServiceAccount: | コントロールプレーンおよびコンピュートマシンの暗号化要求に使用される GCP サービスアカウント。存在しない場合には、Compute Engine のデフォルトのサービスアカウントが使用されます。GCP サービスアカウントの詳細は、Google のドキュメントの service accounts を参照してください。 |
|
platform: gcp: defaultMachinePlatform: secureBoot: | クラスター内のすべてのマシンに Shielded VM セキュアブートを有効にするかどうか。Shielded VM には、セキュアブート、ファームウェアと整合性の監視、ルートキット保護などの追加のセキュリティープロトコルがあります。Shielded VM の詳細は、Shielded VM に関する Google のドキュメントを参照してください。 |
|
platform: gcp: defaultMachinePlatform: confidentialCompute: | クラスター内のすべてのマシンに Confidential VM を使用するかどうか。Confidential VM は処理中のデータを暗号化します。Confidential Computing の詳細は、Confidential Computing に関する Google のドキュメントを参照してください。 |
|
platform: gcp: defaultMachinePlatform: onHostMaintenance: |
ソフトウェアやハードウェアの更新など、ホストメンテナンスイベント中のすべての VM の動作を指定します。Confidential VM の場合は、このパラメーターを |
|
controlPlane: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: name: | コントロールプレーンマシンのディスク暗号化に使用されるお客様が管理する暗号化キーの名前。 | 暗号化キー名。 |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: keyRing: | コントロールプレーンマシンの場合、KMS キーが属する KMS キーリングの名前。 | KMS キーリング名。 |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: location: | コントロールプレーンマシンの場合、キーリングが存在する GCP の場所。KMS の場所の詳細は、Google のドキュメント Cloud KMS locations を参照してください。 | キーリングの GCP の場所。 |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: projectID: | コントロールプレーンマシンの場合、KMS キーリングが存在するプロジェクトの ID。設定されていない場合、この値は VM プロジェクト ID にデフォルト設定されます。 | GCP プロジェクト ID |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKeyServiceAccount: | コントロールプレーンマシンの暗号化要求に使用される GCP サービスアカウント。存在しない場合には、Compute Engine のデフォルトのサービスアカウントが使用されます。GCP サービスアカウントの詳細は、Google のドキュメントの service accounts を参照してください。 |
|
controlPlane: platform: gcp: osDisk: diskSizeGB: | ディスクのサイズ (GB 単位)。この値はコントロールプレーンマシンに適用されます。 | 16 から 65536 までの整数。 |
controlPlane: platform: gcp: osDisk: diskType: | コントロールプレーンマシンの GCP ディスクタイプ。 |
コントロールプレーンマシンは、デフォルトの |
controlPlane: platform: gcp: tags: |
オプション: コントロールプレーンマシンに追加する別のネットワークタグ。このパラメーターを設定すると、コントロールプレーンマシンの |
|
controlPlane: platform: gcp: type: |
コントロールプレーン マシンの GCP マシンタイプ。設定されている場合、このパラメーターは |
|
controlPlane: platform: gcp: zones: | インストールプログラムがコントロールプレーンマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 |
YAML シーケンス の 重要 GCP 64 ビット ARM インフラストラクチャーでクラスターを実行する場合は、Ampere Altra Arm CPU が利用可能なゾーンを使用するようにしてください。「GCP 可用性ゾーン」リンクで、64 ビット ARM プロセッサーと互換性のあるゾーンを確認できます。 |
controlPlane: platform: gcp: secureBoot: | コントロールプレーンマシンの Shielded VM セキュアブートを有効にするかどうか。Shielded VM には、セキュアブート、ファームウェアと整合性の監視、ルートキット保護などの追加のセキュリティープロトコルがあります。Shielded VM の詳細は、Shielded VM に関する Google のドキュメントを参照してください。 |
|
controlPlane: platform: gcp: confidentialCompute: | コントロールプレーンマシンの Confidential VM を有効にするかどうか。Confidential VM は処理中のデータを暗号化します。Confidential VM の詳細は、Confidential Computing に関する Google のドキュメントを参照してください。 |
|
controlPlane: platform: gcp: onHostMaintenance: |
ソフトウェアやハードウェアの更新など、ホストメンテナンスイベント中のコントロールプレーン VM の動作を指定します。Confidential VM の場合は、このパラメーターを |
|
compute: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: name: | コントロールマシンのディスク暗号化に使用されるお客様が管理する暗号化キーの名前。 | 暗号化キー名。 |
compute: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: keyRing: | コンピュートマシンの場合、KMS キーが属する KMS キーリングの名前。 | KMS キーリング名。 |
compute: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: location: | コンピュートマシンの場合、キーリングが存在する GCP の場所。KMS の場所の詳細は、Google のドキュメント Cloud KMS locations を参照してください。 | キーリングの GCP の場所。 |
compute: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKey: projectID: | コンピュートマシンの場合、KMS キーリングが存在するプロジェクトの ID。設定されていない場合、この値は VM プロジェクト ID にデフォルト設定されます。 | GCP プロジェクト ID |
compute: platform: gcp: osDisk: encryptionKey: kmsKeyServiceAccount: | コンピュートマシンの暗号化要求に使用される GCP サービスアカウント。この値が設定されていない場合には、Compute Engine のデフォルトのサービスアカウントが使用されます。GCP サービスアカウントの詳細は、Google のドキュメントの service accounts を参照してください。 |
|
compute: platform: gcp: osDisk: diskSizeGB: | ディスクのサイズ (GB 単位)。この値はコンピュートマシンに適用されます。 | 16 から 65536 までの整数。 |
compute: platform: gcp: osDisk: diskType: | コンピュートマシンの GCP ディスクタイプ。 |
|
compute: platform: gcp: tags: |
オプション: コンピュートマシンに追加する別のネットワークタグ。このパラメーターを設定すると、コンピュートマシンの |
|
compute: platform: gcp: type: |
コンピュートマシンの GCP マシンタイプ。設定されている場合、このパラメーターは |
|
compute: platform: gcp: zones: | インストールプログラムがコンピュートマシンを作成するアベイラビリティーゾーン。 |
YAML シーケンス の 重要 GCP 64 ビット ARM インフラストラクチャーでクラスターを実行する場合は、Ampere Altra Arm CPU が利用可能なゾーンを使用するようにしてください。「GCP 可用性ゾーン」リンクで、64 ビット ARM プロセッサーと互換性のあるゾーンを確認できます。 |
compute: platform: gcp: secureBoot: | コンピュートマシン用に Shielded VM のセキュアブートを有効にするかどうか。Shielded VM には、セキュアブート、ファームウェアと整合性の監視、ルートキット保護などの追加のセキュリティープロトコルがあります。Shielded VM の詳細は、Shielded VM に関する Google のドキュメントを参照してください。 |
|
compute: platform: gcp: confidentialCompute: | コンピューティングマシンの Confidential VM を有効にするかどうか。Confidential VM は処理中のデータを暗号化します。Confidential VM の詳細は、Confidential Computing に関する Google のドキュメントを参照してください。 |
|
compute: platform: gcp: onHostMaintenance: |
ソフトウェアやハードウェアの更新など、ホストメンテナンスイベント中のコンピューティング VM の動作を指定します。Confidential VM の場合は、このパラメーターを |
|
21.9.1.6. 追加の VMware vSphere 設定パラメーター
追加の VMware vSphere 設定パラメーターは以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
platform: vsphere: | クラスターをホストするクラウドプラットフォーム上のアカウントを説明します。パラメーターを使用してプラットフォームをカスタマイズできます。マシンプール内のコンピュートマシンとコントロールプレーンマシンに追加の設定を指定する場合、このパラメーターは必要ありません。OpenShift Container Platform クラスターに指定できる vCenter サーバーは 1 つだけです。 | vSphere 設定オブジェクトのディクショナリー |
platform: vsphere: apiVIPs: | コントロールプレーン API アクセス用に設定した仮想 IP (VIP) アドレス。 注記 このパラメーターは、installer-provisioned infrastructure にのみ適用されます。 | 複数の IP アドレス |
platform: vsphere: diskType: | オプション: ディスクのプロビジョニング方法。この値が設定されていない場合、デフォルトで vSphere のデフォルトのストレージポリシーに設定されます。 |
有効な値は、 |
platform: vsphere: failureDomains: |
リージョンとゾーン間の関係を確立します。障害ドメインは、 | 障害ドメイン設定オブジェクトの配列。 |
platform: vsphere: failureDomains: name: | 障害ドメインの名前。 | String |
platform: vsphere: failureDomains: region: |
クラスターに複数の障害ドメインを定義する場合は、タグを各 vCenter データセンターにアタッチする必要があります。リージョンを定義するには、 | 文字列 |
platform: vsphere: failureDomains: server: |
クライアントが障害ドメインリソースにアクセスできるように、VMware vCenter Server の完全修飾ホスト名または IP アドレスを指定します。 | String |
platform: vsphere: failureDomains: zone: |
クラスターに複数の障害ドメインを定義する場合は、各 vCenter クラスターにタグをアタッチする必要があります。ゾーンを定義するには、 | String |
platform: vsphere: failureDomains: topology: computeCluster: | vSphere コンピュートクラスターへのパス。 | String |
platform: vsphere: failureDomains: topology: datacenter: |
OpenShift Container Platform 仮想マシン (VM) が動作するデータセンターをリストして定義します。データセンターのリストは、 | String |
platform: vsphere: failureDomains: topology: datastore: |
障害ドメインの仮想マシンファイルを保存する vSphere データストアへのパスを指定します。 | 文字列 |
platform: vsphere: failureDomains: topology: folder: |
オプション: ユーザーが仮想マシンを作成する既存のフォルダーの絶対パス (例: | String |
platform: vsphere: failureDomains: topology: networks: | 設定した仮想 IP アドレスと DNS レコードを含む vCenter インスタンス内のネットワークをリスト表示します。 | String |
platform: vsphere: failureDomains: topology: resourcePool: |
オプション: このパラメーターは、インストールプログラムが仮想マシンを作成する既存のリソースプールの絶対パスを設定します (例: | 文字列 |
platform: vsphere: failureDomains: topology template: | 既存の Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージテンプレートまたは仮想マシンへの絶対パスを指定します。その後、インストールプログラムはイメージテンプレートまたは仮想マシンを使用して、vSphere ホストに RHCOS を迅速にインストールできます。RHCOS イメージを vSphere ホストにアップロードする代わりに、このパラメーターを使用することを検討してください。このパラメーターは、installer-provisioned infrastructure でのみ使用できます。 | String |
platform: vsphere: ingressVIPs: | クラスター Ingress 用に設定した仮想 IP (VIP) アドレス。 注記 このパラメーターは、installer-provisioned infrastructure にのみ適用されます。 | 複数の IP アドレス |
platform: vsphere: vcenters: | サービスが vCenter サーバーと通信できるように接続の詳細を設定します。現在、単一の vCenter サーバーのみサポートされます。 | vCenter 設定オブジェクトの配列。 |
platform: vsphere: vcenters: datacenters: |
OpenShift Container Platform 仮想マシン (VM) が動作するデータセンターをリストして定義します。データセンターのリストは、 | 文字列 |
platform: vsphere: vcenters: password: | vSphere ユーザーに関連付けられたパスワード。 | 文字列 |
platform: vsphere: vcenters: port: | vCenter サーバーとの通信に使用するポート番号。 | 整数 |
platform: vsphere: vcenters: server: | vCenter サーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) または IP アドレス。 | 文字列 |
platform: vsphere: vcenters: user: | vSphere ユーザーに関連付けられたユーザー名。 | 文字列 |
21.9.1.7. 非推奨の VMware vSphere 設定パラメーター
OpenShift Container Platform 4.13 では、次の vSphere 設定パラメーターが非推奨になりました。これらのパラメーターは引き続き使用できますが、インストールプログラムはこれらのパラメーターを install-config.yaml
ファイルに自動的に指定しません。
次の表に、非推奨になった各 vSphere 設定パラメーターを示します。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
platform: vsphere: apiVIP: | コントロールプレーン API のアクセス用に設定した仮想 IP (VIP) アドレス。 注記
OpenShift Container Platform 4.12 以降では、 |
IP アドレス (例: |
platform: vsphere: cluster: | OpenShift Container Platform クラスターをインストールする vCenter クラスター。 | 文字列 |
platform: vsphere: datacenter: | OpenShift Container Platform 仮想マシン (VM) が動作するデータセンターを定義します。 | 文字列 |
platform: vsphere: defaultDatastore: | ボリュームのプロビジョニングに使用するデフォルトデータストアの名前。 | 文字列 |
platform: vsphere: folder: | オプション: インストールプログラムが仮想マシンを作成する既存のフォルダーの絶対パス。この値を指定しない場合、インストールプログラムは、データセンターの仮想マシンフォルダーにインフラストラクチャー ID を使用して名前が付けられたフォルダーを作成します。 |
文字列 (例: |
platform: vsphere: ingressVIP: | クラスター Ingress 用に設定した仮想 IP (VIP) アドレス。 注記
OpenShift Container Platform 4.12 以降では、 |
IP アドレス (例: |
platform: vsphere: network: | 設定した仮想 IP アドレスおよび DNS レコードが含まれる vCenter インスタンスのネットワーク。 | 文字列 |
platform: vsphere: password: | vCenter ユーザー名のパスワード。 | 文字列 |
platform: vsphere: resourcePool: |
オプション: インストールプログラムが仮想マシンを作成する既存のリソースプールの絶対パス。値を指定しない場合、インストールプログラムは |
文字列 (例: |
platform: vsphere: username: | vCenter インスタンスに接続するために使用するユーザー名。このユーザーには、少なくとも vSphere の 静的または動的な永続ボリュームのプロビジョニング に必要なロールおよび権限がなければなりません。 | 文字列 |
platform: vsphere: vCenter: | vCenter サーバーの完全修飾ホスト名または IP アドレス。 | 文字列 |
21.9.1.8. オプションの VMware vSphere マシンプール設定パラメーター
オプションの VMware vSphere マシンプール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
platform: vsphere: clusterOSImage: | インストールプログラムが Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードする場所。このパラメーターのパス値を設定する前に、OpenShift Container Platform リリースのデフォルトの RHCOS ブートイメージが RHCOS イメージテンプレートまたは仮想マシンのバージョンと一致していることを確認してください。そうしないと、クラスターのインストールが失敗する可能性があります。 |
HTTP または HTTPS の URL (オプションで SHA-256 形式のチェックサムを使用)。例: |
platform: vsphere: osDisk: diskSizeGB: | ディスクのサイズ (ギガバイト単位)。 | 整数 |
platform: vsphere: cpus: |
仮想マシンを割り当てる仮想プロセッサーコアの合計数 | 整数 |
platform: vsphere: coresPerSocket: |
仮想マシンのソケットあたりのコア数。仮想マシンの仮想ソケットの数は | 整数 |
platform: vsphere: memoryMB: | 仮想マシンのメモリーのサイズ (メガバイト単位)。 | 整数 |