8.3. インストール後の Ignition 設定の変更
machine config pool はノードのクラスターおよびそれらの対応する machine config を管理します。マシン設定には、クラスターの設定情報が含まれます。既知のすべての machine config pool を一覧表示するには、以下を実行します。
$ oc get machineconfigpools
出力例
NAME CONFIG UPDATED UPDATING DEGRADED master master-1638c1aea398413bb918e76632f20799 False False False worker worker-2feef4f8288936489a5a832ca8efe953 False False False
すべての machine config を一覧表示するには、以下を実行します。
$ oc get machineconfig
出力例
NAME GENERATEDBYCONTROLLER IGNITIONVERSION CREATED OSIMAGEURL 00-master 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.2.0 16m 00-master-ssh 4.0.0-0.150.0.0-dirty 16m 00-worker 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.2.0 16m 00-worker-ssh 4.0.0-0.150.0.0-dirty 16m 01-master-kubelet 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.2.0 16m 01-worker-kubelet 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.2.0 16m master-1638c1aea398413bb918e76632f20799 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.2.0 16m worker-2feef4f8288936489a5a832ca8efe953 4.0.0-0.150.0.0-dirty 3.2.0 16m
Machine Config Operator がこのようなマシン設定を適用するときの動作は Ignition とは若干異なります。machine config は (00* から 99* までの) 順序で読み取られます。machine config 内のラベルは、それぞれのノードのタイプ (マスターまたはワーカー) を特定します。同じファイルが複数の machine config ファイルに表示される場合、最後のファイルが有効になります。たとえば、99* ファイルに出現するファイルは、00* ファイルに出現する同一のファイルを置き換えます。入力された MachineConfig
オブジェクトは「レンダリング」された MachineConfig
オブジェクトに結合されます。これは Operator のターゲットとして使用され、machine config pool で確認できる値です。
マシン設定から管理されているファイルを表示するには、特定の MachineConfig
オブジェクト内で “Path:" を検索します。以下に例を示します。
$ oc describe machineconfigs 01-worker-container-runtime | grep Path:
出力例
Path: /etc/containers/registries.conf Path: /etc/containers/storage.conf Path: /etc/crio/crio.conf
machine config ファイルには (10-worker-container-runtime などの) より新しい名前を付けてください。各ファイルの内容は、URL 形式のデータであることに留意してください。次に、新しい machine config をクラスターに適用します。