第13章 ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのネットワークが制限された環境での GCP へのクラスターのインストール
OpenShift Container Platform バージョン 4.12 では、独自に提供するインフラストラクチャーとインストールリリースコンテンツの内部ミラーを使用するクラスターを Google Cloud Platform (GCP) にインストールできます。
ミラーリングされたインストールリリースのコンテンツを使用して OpenShift Container Platform クラスターをインストールすることは可能ですが、クラスターが GCP API を使用するにはインターネットへのアクセスが必要になります。
以下に、ユーザーによって提供されるインフラストラクチャーのインストールを実行する手順を要約します。これらの手順を実行するか、独自の手順を作成するのに役立つ複数の Deployment Manager テンプレートが提供されます。他の方法を使用して必要なリソースを作成することもできます。
user-provisioned infrastructure のインストール手順は、例としてのみ提供されます。独自にプロビジョニングするインフラストラクチャーでクラスターをインストールするには、クラウドプロバイダーおよび OpenShift Container Platform のインストールプロセスを理解している必要があります。これらの手順を実行するか、独自の手順を作成するのに役立つ複数の Deployment Manager テンプレートが提供されます。他の方法を使用して必要なリソースを作成することもできます。これらのテンプレートはサンプルとしてのみ提供されます。
13.1. 前提条件
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- ミラーホストにレジストリーを作成 し、使用しているバージョンの OpenShift Container Platform の - imageContentSourcesデータを取得している。重要- インストールメディアはミラーホストにあるため、そのコンピューターを使用してすべてのインストール手順を完了することができます。 
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						ファイアウォールを使用する場合は、クラスターがアクセスを必要とするサイトを許可するようにファイアウォールを設定する必要がある。他のサイトへのアクセスを付与する必要がある場合もありますが、*.googleapis.comおよびaccounts.google.comへのアクセスを付与する必要があります。
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						お使いの環境でクラウドアイデンティティーおよびアクセス管理 (IAM) API にアクセスできない場合や、管理者レベルの認証情報シークレットを kube-systemnamespace に保存することを望まない場合は、IAM 認証情報を手動で作成および維持 することができます。