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第11章 bootupd を使用して RHCOS ノード上のブートローダーを更新する

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bootupd を使用して RHCOS ノード上のブートローダーを更新するには、RHCOS マシン上で bootupctl update コマンドを手動で実行するか、systemd ユニットを使用してマシン設定を指定する必要があります。

grubby またはその他のブートローダーツールとは異なり、bootupd はカーネル引数を渡すなどのカーネル領域の設定を管理しません。カーネル引数を設定するには、ノードにカーネル引数を追加する を参照してください。

注記

bootupd を使用してブートローダーを更新すると、BootHole 脆弱性から保護できます。

11.1. ブートローダーを手動で更新する

bootupctl コマンドラインツールを使用して、システムのステータスを手動で検査し、ブートローダーを更新できます。

  1. システムのステータスを検査します。

    # bootupctl status

    x86_64 の出力例

    Component EFI
      Installed: grub2-efi-x64-1:2.04-31.el8_4.1.x86_64,shim-x64-15-8.el8_1.x86_64
      Update: At latest version

    aarch64 の出力例

    Component EFI
      Installed: grub2-efi-aa64-1:2.02-99.el8_4.1.aarch64,shim-aa64-15.4-2.el8_1.aarch64
      Update: At latest version

  1. 最初にバージョン 4.4 以前にインストールされた OpenShift Container Platform クラスターには、明示的な導入フェーズが必要です。

    システムのステータスが Adoptable の場合に、導入を実行します。

    # bootupctl adopt-and-update

    出力例

    Updated: grub2-efi-x64-1:2.04-31.el8_4.1.x86_64,shim-x64-15-8.el8_1.x86_64

  2. 更新が利用可能な場合は、更新を適用して、次回の再起動時に変更が有効になるようにします。

    # bootupctl update

    出力例

    Updated: grub2-efi-x64-1:2.04-31.el8_4.1.x86_64,shim-x64-15-8.el8_1.x86_64

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