第2章 Network Observability Operator リリースノート


Network Observability Operator を使用すると、管理者は OpenShift Container Platform クラスターのネットワークトラフィックフローを観察および分析できます。

これらのリリースノートは、OpenShift Container Platform での Network Observability Operator の開発を追跡します。

Network Observability Operator の概要は、ネットワーク可観測性について を参照してください。

2.1. Network Observability Operator 1.9.1

Network Observability Operator 1.9.1 では、次のアドバイザリーを利用できます。

2.1.1. バグ修正

  • この更新前は、アタッチモードの設定が間違っていたため、OpenShift Container Platform 4.15 でネットワークフローが観測されていませんでした。そのため、特に特定のカタログで、ユーザーがネットワークフローを正しく監視できていませんでした。このリリースでは、OpenShift Container Platform バージョン 4.16.0 より前のバージョンのデフォルトアタッチモードが tc に設定されているため、OpenShift Container Platform 4.15 でフローが監視されるようになりました。(NETOBSERV-2333)
  • この更新前は、IPFIX コレクターが再起動すると、IPFIX エクスポーターの設定時に接続が失われ、コレクターへのネットワークフローの送信が停止することがありました。このリリースでは、接続が復元され、ネットワークフローが引き続きコレクターに送信されます。(NETOBSERV-2315)
  • この更新前は、IPFIX エクスポーターを設定すると、ポート情報のないフロー (ICMP トラフィックなど) が無視され、ログにエラーが記録されていました。TCP フラグと ICMP データも IPFIX エクスポートから欠落していました。このリリースでは、これらの詳細が含まれるようになりました。欠落しているフィールド (ポートなど) によってエラーが発生しなくなり、エクスポートされたデータに含まれるようになりました。(NETOBSERV-2307)
  • この更新前は、OpenShift Container Platform 4.18 でユーザー定義ネットワーク (UDN) マッピング機能の設定上の問題と警告が表示されていました。これは、OpenShift のバージョンがコード内で誤って設定されていたことが原因でした。これはユーザーエクスペリエンスに影響を与えていました。このリリースでは、UDN マッピングが OpenShift Container Platform 4.18 をサポートするようになり、警告が表示されなくなったため、ユーザーエクスペリエンスがスムーズになりました。(NETOBSERV-2305)
  • この更新前は、Network Traffic ページの拡張機能に、OpenShift Container Platform Console 4.19 との互換性の問題がありました。その結果、展開時に空のメニュースペースが表示され、ユーザーインターフェイスに一貫性がありませんでした。このリリースでは、NetflowTraffic 部分と theme hook の互換性の問題が解決されました。Network Traffic ビューのサイドメニューが適切に管理されるようになり、ユーザーインターフェイスの操作性が向上しました。(NETOBSERV-2304)
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