検索

10.2. アラート、サイレンスおよびアラートルールの検索およびフィルター

download PDF

アラート UI に表示されるアラート、サイレンス、およびアラートルールをフィルターできます。このセクションでは、利用可能な各フィルターオプションを説明します。

アラートフィルターについて

Administrator パースペクティブでは、アラート UI の Alerts ページに、デフォルトの OpenShift Container Platform プロジェクトおよびユーザー定義プロジェクトに関連するアラートの詳細が提供されます。このページには、各アラートの重大度、状態、およびソースの概要が含まれます。アラートが現在の状態に切り替わった時間も表示されます。

アラートの状態、重大度、およびソースでフィルターできます。デフォルトでは、FiringPlatform アラートのみが表示されます。以下では、それぞれのアラートフィルターオプションを説明します。

  • State フィルター:

    • Firing。アラート条件が true で、オプションの for の期間を経過しているためにアラートが実行されます。条件が true である間、アラートの発生が続きます。
    • Pending。アラートはアクティブですが、アラート実行前のアラートルールに指定される期間待機します。
    • Silenced。アラートは定義された期間についてサイレンスにされるようになりました。定義するラベルセレクターのセットに基づいてアラートを一時的にミュートします。リストされたすべての値または正規表現に一致するアラートの土は送信されません。
  • Severity フィルター:

    • Critical。アラートをトリガーした状態は重大な影響を与える可能性があります。このアラートには、実行時に早急な対応が必要となり、通常は個人または緊急対策チーム (Critical Response Team) に送信先が設定されます。
    • Warning。アラートは、問題の発生を防ぐために注意が必要になる可能性のある問題に関する警告通知を提供します。通常、警告は早急な対応を要さないレビュー用にチケットシステムにルート指定されます。
    • Info。アラートは情報提供のみを目的として提供されます。
    • None。アラートには重大度が定義されていません。
    • また、ユーザー定義プロジェクトに関連するアラートの重大度の定義を作成することもできます。
  • Source フィルター:

    • Platform。プラットフォームレベルのアラートは、デフォルトの OpenShift Container Platform プロジェクトにのみ関連します。これらのプロジェクトは OpenShift Container Platform のコア機能を提供します。
    • User。ユーザーアラートはユーザー定義のプロジェクトに関連します。これらのアラートはユーザーによって作成され、カスタマイズ可能です。ユーザー定義のワークロードモニタリングはインストール後に有効にでき、独自のワークロードへの可観測性を提供します。

サイレンスフィルターについて

Administrator パースペクティブでは、アラート UI の Silences ページには、デフォルトの OpenShift Container Platform およびユーザー定義プロジェクトのアラートに適用されるサイレンスに関する詳細が示されます。このページには、それぞれのサイレンスの状態の概要とサイレンスが終了する時間の概要が含まれます。

サイレンス状態でフィルターを実行できます。デフォルトでは、Active および Pending のサイレンスのみが表示されます。以下は、それぞれのサイレンス状態のフィルターオプションを説明しています。

  • State フィルター:

    • Active。サイレンスはアクティブで、アラートはサイレンスが期限切れになるまでミュートされます。
    • Pending。サイレンスがスケジュールされており、アクティブな状態ではありません。
    • Expiredアラートの条件が true の場合は、サイレンスが期限切れになり、通知が送信されます。

アラートルールフィルターについて

Administrator パースペクティブでは、アラート UI の Alerting rules ページに、デフォルトの OpenShift Container Platform およびユーザー定義プロジェクトに関連するアラートルールの詳細が示されます。このページには、各アラートルールの状態、重大度およびソースの概要が含まれます。

アラート状態、重大度、およびソースを使用してアラートルールをフィルターできます。デフォルトでは、プラットフォームのアラートルールのみが表示されます。以下では、それぞれのアラートルールのフィルターオプションを説明します。

  • Alert state フィルター:

    • Firing。アラート条件が true で、オプションの for の期間を経過しているためにアラートが実行されます。条件が true である間、アラートの発生が続きます。
    • Pending。アラートはアクティブですが、アラート実行前のアラートルールに指定される期間待機します。
    • Silenced。アラートは定義された期間についてサイレンスにされるようになりました。定義するラベルセレクターのセットに基づいてアラートを一時的にミュートします。リストされたすべての値または正規表現に一致するアラートの土は送信されません。
    • Not Firingアラートは実行されません。
  • Severity フィルター:

    • Critical。アラートルールで定義される状態は重大な影響を与える可能性があります。true の場合は、この状態に早急な対応が必要です。通常、ルールに関連するアラートは個別または緊急対策チーム (Critical Response Team) に送信先が設定されます。
    • Warning。アラートルールで定義される状態は、問題の発生を防ぐために注意を要する場合があります。通常、ルールに関連するアラートは早急な対応を要さないレビュー用にチケットシステムにルート指定されます。
    • Info。アラートルールは情報アラートのみを提供します。
    • None。アラートルールには重大度が定義されていません。
    • ユーザー定義プロジェクトに関連するアラートルールのカスタム重大度定義を作成することもできます。
  • Source フィルター:

    • Platform。プラットフォームレベルのアラートルールは、デフォルトの OpenShift Container Platform プロジェクトにのみ関連します。これらのプロジェクトは OpenShift Container Platform のコア機能を提供します。
    • User。ユーザー定義のワークロードアラートルールは、ユーザー定義プロジェクトに関連します。これらのアラートルールはユーザーによって作成され、カスタマイズ可能です。ユーザー定義のワークロードモニタリングはインストール後に有効にでき、独自のワークロードへの可観測性を提供します。

Developer パースペクティブでのアラート、サイレンスおよびアラートルールの検索およびフィルター

Developer パースペクティブでは、アラート UI の Alerts ページに、選択したプロジェクトに関連するアラートとサイレンスを組み合わせたビューが提供されています。規定するアラートルールへのリンクが表示されるアラートごとに提供されます。

このビューでは、アラートの状態と重大度でフィルターを実行できます。デフォルトで、プロジェクトへのアクセス権限がある場合は、選択されたプロジェクトのすべてのアラートが表示されます。これらのフィルターは Administrator パースペクティブについて記載されているフィルターと同じです。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.