検索

5.23. コントロールプレーンノードの vSphere DRS 非アフィニティールールの設定

download PDF

vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS) 非アフィニティールールを設定して、OpenShift Container Platform コントロールプレーンノードでより高い可用性をサポートできます。非アフィニティールールにより、OpenShift Container Platform コントロールプレーンノードの vSphere 仮想マシンが同じ vSphere ノードにスケジュールされないようにします。

重要
  • 以下の情報はコンピュート DRS にのみ適用され、ストレージ DRS には適用されません。
  • govc コマンドは、VMware で利用可能なオープンソースのコマンドであり、Red Hat からは利用できません。govc コマンドは、Red Hat サポートではサポートされません。
  • govc のダウンロードおよびインストール手順は、VMware ドキュメントの Web サイトを参照してください。

以下のコマンドを実行して anti-affinity ルールを作成します。

コマンドの例

$ govc cluster.rule.create \
  -name openshift4-control-plane-group \
  -dc MyDatacenter -cluster MyCluster \
  -enable \
  -anti-affinity master-0 master-1 master-2

ルールを作成すると、コントロールプレーンノードは vSphere によって自動的に移行されるため、同じホストで実行されることはありません。vSphere が新しいルールを調整するまで、しばらく時間がかかる場合があります。コマンドを正しく補完する方法は、以下の手順に示します。

注記

移行は自動的に行われ、移行が完了するまで短い OpenShift API 停止またはレイテンシーが発生する可能性があります。

vSphere DRS の非アフィニティールールは、コントロールプレーンの仮想マシン名が変更された場合や、新しい vSphere クラスターへの移行時に手動で更新する必要があります。

手順

  1. 以下のコマンドを実行して、既存の DRS 非アフィニティールールを削除します。

    $ govc cluster.rule.remove \
      -name openshift4-control-plane-group \
      -dc MyDatacenter -cluster MyCluster

    出力例

    [13-10-22 09:33:24] Reconfigure /MyDatacenter/host/MyCluster...OK

  2. 以下のコマンドを実行して、更新された名前でルールを再度作成します。

    $ govc cluster.rule.create \
      -name openshift4-control-plane-group \
      -dc MyDatacenter -cluster MyOtherCluster \
      -enable \
      -anti-affinity master-0 master-1 master-2
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.