1.19. 実稼働環境の Service Mesh の設定
基本インストールから実稼働環境に移行する準備ができたら、実稼働環境の要件を満たすようにコントロールプレーン、トレーシング、およびセキュリティー証明書を設定する必要があります。
前提条件
- Red Hat OpenShift Service Mesh をインストールして設定しておく。
- ステージング環境で設定をテストしておく
1.19.1. 実稼働環境用の ServiceMeshControlPlane リソース設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Service Mesh をテストするために基本的な ServiceMeshControlPlane リソースをインストールしている場合は、実稼働環境で Red Hat OpenShift Service Mesh を使用する前にこれを実稼働仕様に設定する必要があります。
既存の ServiceMeshControlPlane リソースの metadata.name フィールドを変更できません。実稼働デプロイメントの場合は、デフォルトのテンプレートをカスタマイズする必要があります。
手順
Distributed Tracing Platform (Jaeger) を実稼働用に設定します。
ServiceMeshControlPlaneリソースは、productionデプロイメントストラテジーを使用するように編集するには、spec.addons.jaeger.install.storage.typeをElasticsearchに設定し、installで追加設定オプションを指定します。Jaeger インスタンスを作成および設定し、spec.addons.jaeger.nameを Jaeger インスタンスの名前に設定できます。デフォルト Jaeger パラメーター (例: Elasticsearch)
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 実稼働環境のサンプリングレートを設定します。詳細は、パフォーマンスおよびスケーラビリティーセクションを参照してください。
- 外部認証局からセキュリティー証明書をインストールして、セキュリティー証明書が実稼働可能であることを確認します。詳細は、セキュリティーのセクションを参照してください。
検証
以下のコマンドを実行して、
ServiceMeshControlPlaneリソースが適切に更新されていることを確認します。この例では、basicはServiceMeshControlPlaneリソースの名前です。oc get smcp basic -o yaml
$ oc get smcp basic -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow