2.7. インストール設定ファイルの作成
Nutanix にインストールする OpenShift Container Platform クラスターをカスタマイズできます。
前提条件
- OpenShift Container Platform インストールプログラム、およびクラスターのプルシークレットを取得する。
- Nutanix のネットワーク要件を満たしていることを確認する。詳細については、Nutanix へのインストールの準備を参照してください。
手順
install-config.yamlファイルを作成します。インストールプログラムが含まれるディレクトリーに切り替え、以下のコマンドを実行します。
./openshift-install create install-config --dir <installation_directory>
$ ./openshift-install create install-config --dir <installation_directory>1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
<installation_directory>の場合、インストールプログラムが作成するファイルを保存するためにディレクトリー名を指定します。
ディレクトリーを指定する場合:
-
ディレクトリーに
execute権限があることを確認します。この権限は、インストールディレクトリーで Terraform バイナリーを実行するために必要です。 - 空のディレクトリーを使用します。ブートストラップ X.509 証明書などの一部のインストールアセットは有効期限が短いため、インストールディレクトリーを再利用しないでください。別のクラスターインストールの個別のファイルを再利用する必要がある場合は、それらをディレクトリーにコピーすることができます。ただし、インストールアセットのファイル名はリリース間で変更される可能性があります。インストールファイルを以前のバージョンの OpenShift Container Platform からコピーする場合は注意してください。
プロンプト時に、クラウドの設定の詳細情報を指定します。
オプション: クラスターマシンにアクセスするために使用する SSH キーを選択します。
注記インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、
ssh-agentプロセスが使用する SSH キーを指定します。- ターゲットとするプラットフォームとして nutanix を選択します。
- Prism Central のドメイン名または IP アドレスを入力します。
- Prism Central へのログインに使用するポートを入力します。
Prism Central へのログインに使用する認証情報を入力します。
インストールプログラムが Prism Central に接続します。
- OpenShift Container Platform クラスターを管理する Prism Element を選択します。
- 使用するネットワークサブネットを選択します。
- コントロールプレーン API のアクセス用に設定した仮想 IP アドレスを入力します。
- クラスター Ingress に設定した仮想 IP アドレスを入力します。
- ベースドメインを入力します。このベースドメインは、DNS レコードで設定したものと同じである必要があります。
- クラスターの記述名を入力します。入力するクラスター名は、DNS レコードの設定時に指定したクラスター名と一致する必要があります。
- Red Hat OpenShift Cluster Manager からプルシークレット を貼り付けます。
オプション:
install.config.yamlファイル内の 1 つ以上のデフォルト設定パラメーターを更新して、インストールをカスタマイズします。パラメーターの詳細については、インストール設定パラメーターを参照してください。
install-config.yamlファイルをバックアップし、複数のクラスターをインストールするのに使用できるようにします。重要install-config.yamlファイルはインストールプロセス時に使用されます。このファイルを再利用する必要がある場合は、この段階でこれをバックアップしてください。
2.7.1. インストール設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform クラスターをデプロイする前に、クラスターをホストするクラウドプラットフォームでアカウントを記述し、クラスターのプラットフォームをオプションでカスタマイズするためにパラメーターの値を指定します。install-config.yaml インストール設定ファイルを作成する際に、コマンドラインで必要なパラメーターの値を指定します。クラスターをカスタマイズする場合、install-config.yaml ファイルを変更して、プラットフォームについての詳細情報を指定できます。
インストール後は、これらのパラメーターを install-config.yaml ファイルで変更することはできません。
2.7.1.1. 必須設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
必須のインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
|
|
| 文字列 |
|
|
クラウドプロバイダーのベースドメイン。ベースドメインは、OpenShift Container Platform クラスターコンポーネントへのルートを作成するために使用されます。クラスターの完全な DNS 名は、 |
|
|
|
Kubernetes リソース | オブジェクト |
|
|
クラスターの名前。クラスターの DNS レコードはすべて |
小文字いちぶハイフン ( |
|
|
インストールを実行する特定のプラットフォームの設定: | オブジェクト |
|
| Red Hat OpenShift Cluster Manager からプルシークレット を取得して、Quay.io などのサービスから OpenShift Container Platform コンポーネントのコンテナーイメージをダウンロードすることを認証します。 |
|
2.7.1.2. ネットワーク設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
既存のネットワークインフラストラクチャーの要件に基づいて、インストール設定をカスタマイズできます。たとえば、クラスターネットワークの IP アドレスブロックを拡張するか、デフォルトとは異なる IP アドレスブロックを指定できます。
IPv4 アドレスのみがサポートされます。
Globalnet は、Red Hat OpenShift Data Foundation ディザスターリカバリーソリューションではサポートされていません。局地的なディザスターリカバリーのシナリオでは、各クラスター内のクラスターとサービスネットワークに重複しない範囲のプライベート IP アドレスを使用するようにしてください。
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
|
| クラスターのネットワークの設定。 | オブジェクト 注記
インストール後に |
|
| インストールする Red Hat OpenShift Networking ネットワークプラグイン。 |
|
|
| Pod の IP アドレスブロック。
デフォルト値は 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking:
clusterNetwork:
- cidr: 10.128.0.0/14
hostPrefix: 23
|
|
|
IPv4 ネットワーク |
CIDR (Classless Inter-Domain Routing) 表記の IP アドレスブロック。IPv4 ブロックの接頭辞長は |
|
|
それぞれの個別ノードに割り当てるサブネット接頭辞長。たとえば、 | サブネット接頭辞。
デフォルト値は |
|
|
サービスの IP アドレスブロック。デフォルト値は OpenShift SDN および OVN-Kubernetes ネットワークプラグインは、サービスネットワークの単一 IP アドレスブロックのみをサポートします。 | CIDR 形式の IP アドレスブロックを持つ配列。以下に例を示します。 networking: serviceNetwork: - 172.30.0.0/16
|
|
| マシンの IP アドレスブロック。 複数の IP アドレスブロックを指定する場合は、ブロックが重複しないようにしてください。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 networking: machineNetwork: - cidr: 10.0.0.0/16
|
|
|
| CIDR 表記の IP ネットワークブロック。
例: 注記
優先される NIC が置かれている CIDR に一致する |
2.7.1.3. オプションの設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
オプションのインストール設定パラメーターは、以下の表で説明されています。
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
|
| ノードの信頼済み証明書ストアに追加される PEM でエンコードされた X.509 証明書バンドル。この信頼バンドルは、プロキシーが設定される際にも使用できます。 | 文字列 |
|
| オプションのコアクラスターコンポーネントのインストールを制御します。オプションのコンポーネントを無効にすることで、OpenShift Container Platform クラスターのフットプリントを削減できます。詳細は、インストール の「クラスター機能ページ」を参照してください。 | 文字列配列 |
|
|
有効にするオプション機能の初期セットを選択します。有効な値は | 文字列 |
|
|
オプションの機能のセットを、 | 文字列配列 |
|
| コンピュートノードを設定するマシンの設定。 |
|
|
|
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は | 文字列 |
|
|
コンピュートマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時マルチスレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| プロビジョニングするコンピュートマシン (ワーカーマシンとしても知られる) の数。 |
|
|
| 機能セットのクラスターを有効にします。機能セットは、デフォルトで有効にされない OpenShift Container Platform 機能のコレクションです。インストール中に機能セットを有効にする方法の詳細は、「機能ゲートの使用による各種機能の有効化」を参照してください。 |
文字列。 |
|
| コントロールプレーンを設定するマシンの設定。 |
|
|
|
プール内のマシンの命令セットアーキテクチャーを決定します。現在、さまざまなアーキテクチャーのクラスターはサポートされていません。すべてのプールは同じアーキテクチャーを指定する必要があります。有効な値は | 文字列 |
|
|
コントロールプレーンマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時マルチスレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| プロビジョニングするコントロールプレーンマシンの数。 |
サポートされる値は |
|
| Cloud Credential Operator (CCO) モード。モードを指定しないと、CCO は指定された認証情報の機能を動的に判別しようとします。この場合、複数のモードがサポートされるプラットフォームで Mint モードが優先されます。 注記 すべてのクラウドプロバイダーですべての CCO モードがサポートされているわけではありません。CCO モードの詳細は、Cluster Operators リファレンス の Cloud Credential Operator を参照してください。 注記
AWS アカウントでサービスコントロールポリシー (SCP) が有効になっている場合は、 |
|
|
|
FIPS モードを有効または無効にします。デフォルトは 重要
クラスターで FIPS モードを有効にするには、FIPS モードで動作するように設定された Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コンピューターからインストールプログラムを実行する必要があります。RHEL での FIPS モードの設定の詳細は、FIPS モードでのシステムのインストール を参照してください。FIPS 検証済み/Modules In Process 暗号ライブラリーの使用は、 注記 Azure File ストレージを使用している場合、FIPS モードを有効にすることはできません。 |
|
|
| release-image コンテンツのソースおよびリポジトリー。 |
オブジェクトの配列。この表の以下の行で説明されているように、 |
|
|
| 文字列 |
|
| 同じイメージが含まれる可能性のあるリポジトリーを 1 つ以上指定します。 | 文字列の配列。 |
|
| Kubernetes API、OpenShift ルートなどのクラスターのユーザーに表示されるエンドポイントをパブリッシュまたは公開する方法。 |
このパラメーターを 重要
フィールドの値が |
|
| クラスターマシンへのアクセスを認証するための SSH キー。 注記
インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、 |
たとえば、 |
2.7.1.4. 追加の Nutanix 設定パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
追加の Nutanix 設定パラメーターは、次の表で説明します。
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
|
| コントロールプレーン API のアクセス用に設定した仮想 IP (VIP) アドレス。 | IP アドレス |
|
| クラスター Ingress に設定した仮想 IP (VIP) アドレス。 | IP アドレス |
|
| Prism Central ドメイン名または IP アドレス。 | 文字列 |
|
| Prism Central へのログインに使用されるポート。 | 文字列 |
|
| Prism Central ユーザー名のパスワード。 | 文字列 |
|
| Prism Central へのログインに使用されるユーザー名。 | 文字列 |
|
| Prism Element ドメイン名または IP アドレス。 [1] | 文字列 |
|
| Prism Element へのログインに使用されるポート。 | 文字列 |
|
| Prism Element の Universally Unique Identifier (UUID)。 | 文字列 |
|
| 設定した仮想 IP アドレスと DNS レコードを含む Prism Element ネットワークの UUID。[2] | 文字列 |
|
| オプション: デフォルトでは、インストールプログラムは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。Prism Central がインターネットにアクセスできない場合は、任意の HTTP サーバーで RHCOS イメージをホストし、インストールプログラムがそのイメージを指すようにすることで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。 | HTTP または HTTPS の URL (オプションで SHA-256 形式のチェックサムを使用)。例: http://example.com/images/rhcos-47.83.202103221318-0-nutanix.x86_64.qcow2 |
-
prismElementsセクションには、Prism Elements (クラスター) のリストが含まれています。Prism Element は、OpenShift Container Platform クラスターをホストするために使用されるすべての Nutanix リソース (仮想マシンやサブネットなど) を包含します。サポートされている Prism Element は 1 つだけです。 - OpenShift Container Platform クラスターごとに 1 つのサブネットのみがサポートされます。
2.7.2. Nutanix 用にカスタマイズされた install-config.yaml ファイルのサンプル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
install-config.yaml ファイルをカスタマイズして、OpenShift Container Platform クラスターのプラットフォームに関する詳細を指定するか、必要なパラメーターの値を変更することができます。
このサンプルの YAML ファイルは参照用にのみ提供されます。インストールプログラムを使用して install-config.yaml ファイルを取得し、これを変更する必要があります。
- 1 8 10 11 12 13 14 15 17
- 必須。インストールプログラムはこの値の入力を求めるプロンプトを出します。
- 2 5
controlPlaneセクションは単一マッピングですが、コンピュートセクションはマッピングのシーケンスになります。複数の異なるデータ構造の要件を満たすには、computeセクションの最初の行はハイフン-で始め、controlPlaneセクションの最初の行はハイフンで始めることができません。どちらのセクションも、現時点では単一のマシンプールを定義しますが、OpenShift Container Platform の今後のバージョンでは、インストール時の複数のコンピュートプールの定義をサポートする可能性があります。1 つのコントロールプレーンプールのみが使用されます。- 3 6
- 同時マルチスレッドまたは
hyperthreadingを有効/無効にするかどうか。デフォルトでは、同時マルチスレッドはマシンのコアのパフォーマンスを上げるために有効化されます。パラメーター値をDisabledに設定するとこれを無効にすることができます。一部のクラスターマシンで同時マルチスレッドを無効にする場合は、これをすべてのクラスターマシンで無効にする必要があります。重要同時マルチスレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。
- 4 7
- オプション: コンピュートおよびコントロールプレーンマシンのマシンプールパラメーターの追加設定を指定します。
- 9
- インストールするクラスターネットワークプラグイン。サポートされている値は
OVNKubernetesとOpenShiftSDNです。デフォルトの値はOVNkubernetesです。 - 16
- オプション: デフォルトでは、インストールプログラムは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードしてインストールします。Prism Central がインターネットにアクセスできない場合は、任意の HTTP サーバーで RHCOS イメージをホストし、インストールプログラムがそのイメージを指すようにすることで、デフォルトの動作をオーバーライドできます。
- 18
- FIPS モードを有効または無効にするかどうか。デフォルトでは、FIPS モードは有効にされません。FIPS モードが有効にされている場合、OpenShift Container Platform が実行される Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) マシンがデフォルトの Kubernetes 暗号スイートをバイパスし、代わりに RHCOS で提供される暗号モジュールを使用します。重要
FIPS 検証済みまたは Modules in Process 暗号ライブラリーの使用は、
x86_64、ppc64le、およびs390xアーキテクチャー上の OpenShift Container Platform デプロイメントでのみサポートされます。 - 19
- オプション: クラスター内のマシンにアクセスするのに使用する
sshKey値をオプションで指定できます。注記インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、
ssh-agentプロセスが使用する SSH キーを指定します。
2.7.3. インストール時のクラスター全体のプロキシーの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
実稼働環境では、インターネットへの直接アクセスを拒否し、代わりに HTTP または HTTPS プロキシーを使用することができます。プロキシー設定を install-config.yaml ファイルで行うことにより、新規の OpenShift Container Platform クラスターをプロキシーを使用するように設定できます。
前提条件
-
既存の
install-config.yamlファイルがある。 クラスターがアクセスする必要のあるサイトを確認済みで、それらのいずれかがプロキシーをバイパスする必要があるかどうかを判別している。デフォルトで、すべてのクラスター Egress トラフィック (クラスターをホストするクラウドに関するクラウドプロバイダー API に対する呼び出しを含む) はプロキシーされます。プロキシーを必要に応じてバイパスするために、サイトを
Proxyオブジェクトのspec.noProxyフィールドに追加している。注記Proxyオブジェクトのstatus.noProxyフィールドには、インストール設定のnetworking.machineNetwork[].cidr、networking.clusterNetwork[].cidr、およびnetworking.serviceNetwork[]フィールドの値が設定されます。Amazon Web Services (AWS)、Google Cloud Platform (GCP)、Microsoft Azure、および Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) へのインストールの場合、
Proxyオブジェクトのstatus.noProxyフィールドには、インスタンスメタデータのエンドポイント (169.254.169.254) も設定されます。
手順
install-config.yamlファイルを編集し、プロキシー設定を追加します。以下に例を示します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- クラスター外の HTTP 接続を作成するために使用するプロキシー URL。URL スキームは
httpである必要があります。 - 2
- クラスター外で HTTPS 接続を作成するために使用するプロキシー URL。
- 3
- プロキシーから除外するための宛先ドメイン名、IP アドレス、または他のネットワーク CIDR のコンマ区切りのリスト。サブドメインのみと一致するように、ドメインの前に
.を付けます。たとえば、.y.comはx.y.comに一致しますが、y.comには一致しません。*を使用し、すべての宛先のプロキシーをバイパスします。 - 4
- 指定されている場合、インストールプログラムは HTTPS 接続のプロキシーに必要な 1 つ以上の追加の CA 証明書が含まれる
user-ca-bundleという名前の設定マップをopenshift-confignamespace に生成します。次に Cluster Network Operator は、これらのコンテンツを Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) 信頼バンドルにマージするtrusted-ca-bundle設定マップを作成し、この設定マップはProxyオブジェクトのtrustedCAフィールドで参照されます。additionalTrustBundleフィールドは、プロキシーのアイデンティティー証明書が RHCOS 信頼バンドルからの認証局によって署名されない限り必要になります。 - 5
- オプション:
trustedCAフィールドのuser-ca-bundle設定マップを参照するProxyオブジェクトの設定を決定するポリシー。許可される値はProxyonlyおよびAlwaysです。Proxyonlyを使用して、http/httpsプロキシーが設定されている場合にのみuser-ca-bundle設定マップを参照します。Alwaysを使用して、常にuser-ca-bundle設定マップを参照します。デフォルト値はProxyonlyです。
注記インストールプログラムは、プロキシーの
readinessEndpointsフィールドをサポートしません。注記インストーラーがタイムアウトした場合は、インストーラーの
wait-forコマンドを使用してデプロイメントを再起動してからデプロイメントを完了します。以下に例を示します。./openshift-install wait-for install-complete --log-level debug
$ ./openshift-install wait-for install-complete --log-level debugCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - ファイルを保存し、OpenShift Container Platform のインストール時にこれを参照します。
インストールプログラムは、指定の install-config.yaml ファイルのプロキシー設定を使用する cluster という名前のクラスター全体のプロキシーを作成します。プロキシー設定が指定されていない場合、cluster Proxy オブジェクトが依然として作成されますが、これには spec がありません。
cluster という名前の Proxy オブジェクトのみがサポートされ、追加のプロキシーを作成することはできません。