3.2. クラスターの最大値がテスト済みの OpenShift Container Platform 環境および設定


3.2.1. AWS クラウドプラットフォーム:

ノードフレーバーvCPURAM(GiB)ディスクタイプディスクサイズ (GiB)/IOSカウントリージョン

コントロールプレーン/etcd [1]

r5.4xlarge

16

128

gp3

220

3

us-west-2

インフラ [2]

m5.12xlarge

48

192

gp3

100

3

us-west-2

ワークロード [3]

m5.4xlarge

16

64

gp3

500 [4]

1

us-west-2

コンピュート

m5.2xlarge

8

32

gp3

100

3/25/250/500 [5]

us-west-2

  1. etcd は遅延の影響を受けやすいため、ベースラインパフォーマンスが 3000 IOPS で毎秒 125 MiB の gp3 ディスクがコントロールプレーン/etcd ノードに使用されます。gp3 ボリュームはバーストパフォーマンスを使用しません。
  2. インフラストラクチャーノードは、モニタリング、Ingress およびレジストリーコンポーネントをホストするために使用され、これにより、それらが大規模に実行する場合に必要とするリソースを十分に確保することができます。
  3. ワークロードノードは、パフォーマンスとスケーラビリティーのワークロードジェネレーターを実行するための専用ノードです。
  4. パフォーマンスおよびスケーラビリティーのテストの実行中に収集される大容量のデータを保存するのに十分な領域を確保できるように、大きなディスクサイズが使用されます。
  5. クラスターは反復的にスケーリングされ、パフォーマンスおよびスケーラビリティーテストは指定されたノード数で実行されます。

3.2.2. IBM Power プラットフォーム

ノードvCPURAM(GiB)ディスクタイプディスクサイズ (GiB)/IOSカウント

コントロールプレーン/etcd [1]

16

32

io1

GiB あたり 120/10 IOPS

3

インフラ [2]

16

64

gp2

120

2

ワークロード [3]

16

256

gp2

120 [4]

1

コンピュート

16

64

gp2

120

2 から 100 [5]

  1. GiB あたり 120/10 IOPS の io1 ディスクがコントロールプレーン/etcd ノードに使用されます。
  2. インフラストラクチャーノードは、モニタリング、Ingress およびレジストリーコンポーネントをホストするために使用され、これにより、それらが大規模に実行する場合に必要とするリソースを十分に確保することができます。
  3. ワークロードノードは、パフォーマンスとスケーラビリティーのワークロードジェネレーターを実行するための専用ノードです。
  4. パフォーマンスおよびスケーラビリティーのテストの実行中に収集される大容量のデータを保存するのに十分な領域を確保できるように、大きなディスクサイズが使用されます。
  5. クラスターは反復でスケーリングされます。

3.2.3. IBM Z プラットフォーム

ノードvCPU [4]RAM(GiB)[5]ディスクタイプディスクサイズ (GiB)/IOSカウント

コントロールプレーン/etcd [1,2]

8

32

ds8k

300 / LCU 1

3

コンピュート [1,3]

8

32

ds8k

150 / LCU 2

4 ノード (ノードあたり 100/250/500 Pod にスケーリング)

  1. ノードは 2 つの論理制御ユニット (LCU) 間で分散され、コントロールプレーン/etcd ノードのディスク I/O 負荷を最適化します。etcd の I/O 需要が他のワークロードに干渉してはなりません。
  2. 100/250/500 Pod で同時に複数の反復を実行するテストには、4 つのコンピュートノードが使用されます。まず、Pod をインスタンス化できるかどうかを評価するために、アイドリング Pod が使用されました。次に、ネットワークと CPU を必要とするクライアント/サーバーのワークロードを使用して、ストレス下でのシステムの安定性を評価しました。クライアント Pod とサーバー Pod はペアで展開され、各ペアは 2 つのコンピュートノードに分散されました。
  3. 個別のワークロードノードは使用されませんでした。ワークロードは、2 つのコンピュートノード間のマイクロサービスワークロードをシミュレートします。
  4. 使用されるプロセッサーの物理的な数は、6 つの Integrated Facilities for Linux (IFL) です。
  5. 使用される物理メモリーの合計は 512 GiB です。
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