2.2. Web コンソールの理解および Web コンソールへのアクセス
Web コンソールはマスター上で Pod として実行されます。Web コンソールを実行するために必要な静的アセットは Pod によって提供されます。OpenShift Container Platform が openshift-install create cluster
を使用して正常にインストールされた後に、Web コンソールの URL およびインストールされたクラスターのログイン認証情報を、インストールプログラムの CLI 出力で確認します。以下に例を示します。
出力例
INFO Install complete! INFO Run 'export KUBECONFIG=<your working directory>/auth/kubeconfig' to manage the cluster with 'oc', the OpenShift CLI. INFO The cluster is ready when 'oc login -u kubeadmin -p <provided>' succeeds (wait a few minutes). INFO Access the OpenShift web-console here: https://console-openshift-console.apps.demo1.openshift4-beta-abcorp.com INFO Login to the console with user: kubeadmin, password: <provided>
これらの詳細を使用してログインし、Web コンソールにアクセスします。
インストールしていない既存のクラスターの場合、oc whoami --show-console
を使用して Web コンソール URL を表示します。
dir
パラメーターは、マニフェストファイル、ISO イメージ、および auth
ディレクトリーを保存する assets
ディレクトリーを指定します。auth
ディレクトリーには、kubeadmin-password
および kubeconfig
ファイルが保存されます。kubeadmin
ユーザーとして、設定 export KUBECONFIG=<install_directory>/auth/kubeconfig
で kubeconfig
ファイルを使用して、クラスターにアクセスできます。kubeconfig
は生成された ISO イメージに固有であるため、kubeconfig
が設定されていて、oc
コマンドが失敗した場合は、システムが生成された ISO イメージで起動しなかった可能性があります。デバッグを実行するには、ブートストラッププロセス中に、kubeadmin-password
ファイルの内容を使用して、core
ユーザーとしてコンソールにログインできます。
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