第15章 Cluster Monitoring Operator の config map 参照
15.1. Cluster Monitoring Operator 設定リファレンス
OpenShift Container Platform クラスターモニタリングの一部は設定可能です。API には、さまざまな config map で定義されるパラメーターを設定してアクセスできます。
-
モニタリングコンポーネントを設定するには、
openshift-monitoring
namespace でcluster-monitoring-config
という名前のConfigMap
オブジェクトを編集します。このような設定は ClusterMonitoringConfiguration によって定義されます。 -
ユーザー定義プロジェクトを監視するモニタリングコンポーネントを設定するには、
openshift-user-workload-monitoring
namespace でuser-workload-monitoring-config
という名前のConfigMap
オブジェクトを編集します。これらの設定は UserWorkloadConfiguration で定義されます。
設定ファイルは、常に config map データの config.yaml
キーで定義されます。
重要
- モニタリングスタックのすべての設定パラメーターが公開されるわけではありません。このリファレンスにリストされているパラメーターとフィールドのみが設定でサポートされます。サポートされる設定の詳細は、メンテナンスおよび監視のサポート を参照してください。
- クラスターモニタリングの設定はオプションです。
- 設定が存在しないか、空の場合には、デフォルト値が使用されます。
-
設定が無効な場合、Cluster Monitoring Operator はリソースの調整を停止し、Operator のステータス条件で
Degraded=True
を報告します。