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2.5. Image Registry Operator の設定パラメーター

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configs.imageregistry.operator.openshift.io リソースは以下の設定パラメーターを提供します。

パラメーター説明

managementState

Managed: Operator は、設定リソースが更新されるとレジストリーを更新します。

Unmanaged: Operator は設定リソースへの変更を無視します。

Removed: Operator はレジストリーインスタンスを取り除き、Operator がプロビジョニングしたすべてのストレージを削除します。

logLevel

レジストリーインスタンスの logLevel を設定します。デフォルトは Normal です。

logLevel の次の値がサポートされています。

  • Normal
  • Debug
  • Trace
  • TraceAll

httpSecret

デフォルトで生成されるアップロードのセキュリティーを保護するためにレジストリーで必要な値。

operatorLogLevel

operatorLogLevel 設定パラメーターは、Operator 自体にインテントベースのロギングを提供し、Operator が自分で解釈する必要がある粗粒度のロギング選択を管理する簡単な方法を提供します。この設定パラメーターのデフォルトは Normal です。きめ細かい制御はできません。

次の operatorLogLevel の値がサポートされています。

  • Normal
  • Debug
  • Trace
  • TraceAll

proxy

マスター API およびアップストリームレジストリーの呼び出し時に使用されるプロキシーを定義します。

affinity

affinity パラメーターを使用して、Image Registry Operator Pod の Pod スケジューリングの設定と制約を設定できます。

アフィニティー設定では、podAffinity または podAntiAffinity 仕様を使用できます。どちらのオプションでも、preferredDuringSchedulingIgnoredDuringExecution ルールまたは requiredDuringSchedulingIgnoredDuringExecution ルールのいずれかを使用できます。

storage

Storagetype: レジストリーストレージを設定するための詳細。たとえば、S3 バケットの位置情報 (coordinate) など。通常はデフォルトで設定されます。

readOnly

レジストリーインスタンスが新規イメージのプッシュや既存イメージの削除の試行を拒否するかどうかを示します。

requests

API 要求の制限の詳細。指定されたレジストリーインスタンスが追加リソースをキューに入れる前に処理する並列要求の数を制御します。

defaultRoute

外部ルートがデフォルトのホスト名を使用して定義されるかどうかを決定します。これが有効にされている場合、ルートは re-encrypt 暗号を使用します。デフォルトは false です。

routes

作成する追加ルートの配列。ルートにホスト名および証明書を指定します。

rolloutStrategy

イメージレジストリーのデプロイメントのロールアウトストラテジーを定義します。デフォルトは RollingUpdate です。

replicas

レジストリーのレプリカ数。

disableRedirect

バックエンドにリダイレクトするのではなく、レジストリーを介してすべてのデータをルーティングするかどうかを制御します。デフォルトは false です。

spec.storage.managementState

Image Registry Operator は、AWS または Azure の installer-provisioned infrastructure を使用してクラスターの新規インストールまたはアップグレード時に spec.storage.managementState パラメーターを Managed に設定します。

  • Managed: Image Registry Operator が基礎となるストレージを管理することを判別します。Image Registry Operator の managementStateRemoved に設定されている場合、ストレージは削除されます。

    • managementStateManaged に設定されている場合、Image Registry Operator は基礎となるストレージユニットにいくつかのデフォルト設定を適用しようとします。たとえば、Managed に設定されている場合、Operator はこれをレジストリーで利用可能にする前に S3 バケットで暗号を有効にしようとします。デフォルト設定を提供しているストレージに適用しないと、managementStateUnmanaged に設定されていることを確認します。
  • Unmanaged: Image Registry Operator はストレージ設定を無視します。Image Registry Operator の managementStateRemoved に設定されている場合、ストレージは削除されません。バケットまたはコンテナー名などの基礎となるストレージユニット設定を指定し、spec.storage.managementState がまだいずれの値にも設定されていない場合、Image Registry Operator はこれを Unmanaged に設定します。
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