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1.5. chrony タイムサービスの設定

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chrony タイムサービス (chronyd) で使用されるタイムサーバーおよび関連する設定は、chrony.conf ファイルのコンテンツを変更し、それらのコンテンツをマシン設定としてノードに渡して設定できます。

手順

  1. chrony.conf ファイルのコンテンツを含む Butane 設定を作成します。たとえば、ワーカーノードで chrony を設定するには、99-worker-chrony.bu ファイルを作成します。

    注記

    Butane の詳細は、「Butane を使用したマシン設定の作成」を参照してください。

    variant: openshift
    version: 4.12.0
    metadata:
      name: 99-worker-chrony 1
      labels:
        machineconfiguration.openshift.io/role: worker 2
    storage:
      files:
      - path: /etc/chrony.conf
        mode: 0644 3
        overwrite: true
        contents:
          inline: |
            pool 0.rhel.pool.ntp.org iburst 4
            driftfile /var/lib/chrony/drift
            makestep 1.0 3
            rtcsync
            logdir /var/log/chrony
    1 2
    コントロールプレーンノードでは、これらの両方の場所で worker の代わりに master を使用します。
    3
    マシン設定ファイルの mode フィールドに 8 進数の値でモードを指定します。ファイルを作成し、変更を適用すると、mode は 10 進数の値に変換されます。oc get mc <mc-name> -o yaml コマンドで YAML ファイルを確認できます。
    4
    DHCP サーバーが提供するものなど、有効な到達可能なタイムソースを指定します。または、NTP サーバーの 1.rhel.pool.ntp.org2.rhel.pool.ntp.org、または 3.rhel.pool.ntp.org のいずれかを指定できます。
  2. Butane を使用して、ノードに配信される設定を含む MachineConfig オブジェクトファイル (99-worker-chrony.yaml) を生成します。

    $ butane 99-worker-chrony.bu -o 99-worker-chrony.yaml
  3. 以下の 2 つの方法のいずれかで設定を適用します。

    • クラスターがまだ起動していない場合は、マニフェストファイルを生成した後に、MachineConfig オブジェクトファイルを <installation_directory>/openshift ディレクトリーに追加してから、クラスターの作成を続行します。
    • クラスターがすでに実行中の場合は、ファイルを適用します。

      $ oc apply -f ./99-worker-chrony.yaml
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