10.9. ノードを元のマシン設定プールに移動する


カスタムマシン設定プール (MCP) 内のノード上のアプリケーションを更新して検証したら、ノードに追加したカスタムラベルを削除して、ノードを元の MCP に戻します。

重要

ノードには、クラスター内で適切に機能するロールが必要です。

手順

  1. カスタム MCP 内のノードごとに、次のコマンドを実行してノードからカスタムラベルを削除します。

    $ oc label node <node_name> node-role.kubernetes.io/<custom_label>-

    以下に例を示します。

    $ oc label node ci-ln-0qv1yp2-f76d1-kl2tq-worker-a-j2ssz node-role.kubernetes.io/workerpool-canary-

    出力例

    node/ci-ln-0qv1yp2-f76d1-kl2tq-worker-a-j2ssz labeled

    Machine Config Operator がノードを元の MCP に戻し、ノードを MCP 設定に合わせて調整します。

  2. ノードがカスタム MCP から削除されたことを確認するには、次のコマンドを実行して、クラスター内の MCP のリストとその現在の状態を表示します。

    $ oc get mcp

    出力例

    NAME                CONFIG                                                   UPDATED   UPDATING   DEGRADED   MACHINECOUNT   READYMACHINECOUNT   UPDATEDMACHINECOUNT   DEGRADEDMACHINECOUNT   AGE
    master              rendered-master-1203f157d053fd987c7cbd91e3fbc0ed         True      False      False      3              3                   3                     0                      61m
    workerpool-canary   rendered-mcp-noupdate-5ad4791166c468f3a35cd16e734c9028   True      False      False      0              0                   0                     0                      21m
    worker              rendered-worker-5ad4791166c468f3a35cd16e734c9028         True      False      False      3              3                   3                     0                      61m

    ノードをカスタム MCP から削除し、元の MCP に戻すると、マシン数の更新に数分かかることがあります。この例では、削除した workerpool-canary MCP から 1 つのノードを worker MCP に移動しました。

  3. オプション: 次のコマンドを実行してカスタム MCP を削除します。

    $ oc delete mcp <mcp_name>
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