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10.8. IBM Cloud VPC でのクラスターのアンインストール

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IBM Cloud VPC にデプロイしたクラスターを削除できます。

10.8.1. インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターの削除

インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターは、クラウドから削除できます。

注記

アンインストール後に、とくにユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャー (UPI) クラスターで適切に削除されていないリソースがあるかどうかについて、クラウドプロバイダーを確認します。インストールプログラムが作成しなかったリソース、またはインストールプログラムがアクセスできないリソースが存在する可能性があります。

前提条件

  • クラスターをデプロイするために使用したインストールプログラムのコピーがあります。
  • クラスター作成時にインストールプログラムが生成したファイルがあります。
  • ccoctl バイナリーを設定している。
  • IBM Cloud CLI をインストールし、VPC インフラストラクチャーサービスプラグインをインストールまたは更新している。詳細は、IBM Cloud VPC CLI ドキュメント の "Prerequisites" を参照してください。

手順

  1. 次の条件が満たされている場合、この手順が必要です。

    • インストールプログラムは、インストールプロセスの一部としてリソースグループを作成しました。
    • クラスターがデプロイされた後、ユーザーまたはお使いのアプリケーションの 1 つが永続ボリューム要求 (PVC) を作成しました。

    この場合、クラスターをアンインストールするときに PVC が削除されないため、リソースグループが正常に削除されない可能性があります。失敗を防ぐには、以下を行います。

    1. CLI を使用して IBM Cloud にログインします。
    2. PVC をリスト表示するには、次のコマンドを実行します。

      $ ibmcloud is volumes --resource-group-name <infrastructure_id>

      ボリュームのリストの詳細については、IBM Cloud VPCCLI のドキュメント を参照してください。

    3. PVC を削除するには、次のコマンドを実行します。

      $ ibmcloud is volume-delete --force <volume_id>

      ボリュームの削除の詳細については、IBM Cloud VPC CLI のドキュメント を参照してください。

  2. インストールプロセスの一環として作成された IBM Cloud API キーをエクスポートします。

    $ export IC_API_KEY=<api_key>
    注記

    変数名は指定どおりに設定する必要があります。インストールプログラムは、クラスターのインストール時に作成されたサービス ID を削除するために、変数名が存在することを想定しています。

  3. クラスターのインストールに使用したコンピューターで、インストールプログラムを含むディレクトリーに移動し、次のコマンドを実行します。

    $ ./openshift-install destroy cluster \
    --dir <installation_directory> --log-level info 1 2
    1
    <installation_directory> には、インストールファイルを保存したディレクトリーへのパスを指定します。
    2
    異なる詳細情報を表示するには、 info ではなく、warndebug、または error を指定します。
    注記

    クラスターのクラスター定義ファイルが含まれるディレクトリーを指定する必要があります。クラスターを削除するには、インストールプログラムでこのディレクトリーにある metadata.json ファイルが必要になります。

  4. クラスター用に作成された手動の CCO クレデンシャルを削除します。

    $ ccoctl ibmcloud delete-service-id \
        --credentials-requests-dir <path_to_credential_requests_directory> \
        --name <cluster_name>
    注記

    クラスターで TechPreviewNoUpgrade 機能セットによって有効化されたテクノロジープレビュー機能を使用している場合は、--enable-tech-preview パラメーターを含める必要があります。

  5. オプション: <installation_directory> ディレクトリーおよび OpenShift Container Platform インストールプログラムを削除します。
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