1.4. Red Hat OpenShift distributed tracing platform 3.2.2 のリリースノート
Red Hat OpenShift distributed tracing platform のこのリリースには、Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Tempo) と非推奨の Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Jaeger) が含まれています。
1.4.1. CVE
このリリースでは、以下の CVE が修正されました。
1.4.2. Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Tempo)
Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Tempo) は、Tempo Operator を通じて提供されます。
1.4.2.1. バグ修正
この更新では、次のバグ修正が導入されています。
-
この更新前は、Operator がサービスアカウントに対して新規の
openshift.io/internal-registry-pull-secret-ref
アノテーションの調整を試み、ループが発生するため、シークレットは OpenShift Container Platform 4.16 で永続的に生成されていました。この更新により、Operator はこの新しいアノテーションを無視するようになりました。(TRACING-4434)
1.4.2.2. 既知の問題
現在、次のような既知の問題があります。
-
現在、IBM Z (
s390x
) アーキテクチャーでは、distributed tracing platform (Tempo) が失敗します。(TRACING-3545)
1.4.3. Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Jaeger)
Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Jaeger) は、Red Hat OpenShift distributed tracing platform Operator を通じて提供されます。
Jaeger は、FIPS 検証済みの暗号化モジュールを使用しません。
1.4.3.1. 既知の問題
現在、次のような既知の問題があります。
- 現在、Apache Spark はサポートされていません。
- 現在、AMQ/Kafka を介したストリーミングデプロイメントは、IBM Z および IBM Power アーキテクチャーではサポートされていません。