1.21. Red Hat OpenShift distributed tracing platform 2.0 のリリースノート
1.21.1. Red Hat OpenShift distributed tracing platform 2.0 のコンポーネントのバージョン
Operator | コンポーネント | バージョン |
Red Hat OpenShift distributed tracing platform (Jaeger) | Jaeger | 1.28.0 |
1.21.2. 新機能および機能拡張
このリリースでは、以下の新機能および機能拡張が導入されました。
- Red Hat OpenShift Jaeger が Red Hat OpenShift distributed tracing platform としてリブランディングされました。
-
Red Hat OpenShift distributed tracing platform が Jaeger 1.28 に更新されました。今後、Red Hat OpenShift distributed tracing platform は
stable
Operator チャネルのみサポートします。個別リリースのチャネルはサポートされなくなりました。 - OpenTelemetry プロトコル (OTLP) のサポートを Query サービスに追加されました。
- OperatorHub に表示される新しい分散トレースアイコンが導入されました。
- 名前の変更および新機能に対応するためのドキュメントへのローリング更新が含まれます。
1.21.3. テクノロジープレビュー機能
このリリースでは、Red Hat build of OpenTelemetry Operator を使用してインストールする Red Hat build of OpenTelemetry が、テクノロジープレビュー機能 として追加されます。Red Hat build of OpenTelemetry は、OpenTelemetry API とインストルメンテーションに基づいています。Red Hat build of OpenTelemetry には、OpenTelemetry Operator と Collector が含まれています。Collector を使用して、OpenTelemetry または Jaeger プロトコルでトレースを受信し、そのトレースデータを Red Hat OpenShift distributed tracing platform に送信できます。現時点では、Collector のその他の機能はサポートされていません。OpenTelemetry Collector を使用すると、開発者はベンダーに依存しない API でコードをインストルメント化し、ベンダーのロックインを回避して、可観測性ツールの拡大したエコシステムを有効にできます。
1.21.4. バグ修正
このリリースでは、、CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) およびバグ修正に対応しています。