12.2. ビルド設定の設定


build.config.openshift.io/cluster リソースを編集してビルドの設定を行うことができます。

手順

  • build.config.openshift.io/cluster リソースを編集します。

    $ oc edit build.config.openshift.io/cluster

    以下は、build.config.openshift.io/cluster リソースの例になります。

    apiVersion: config.openshift.io/v1
    kind: Build1
    metadata:
      annotations:
        release.openshift.io/create-only: "true"
      creationTimestamp: "2019-05-17T13:44:26Z"
      generation: 2
      name: cluster
      resourceVersion: "107233"
      selfLink: /apis/config.openshift.io/v1/builds/cluster
      uid: e2e9cc14-78a9-11e9-b92b-06d6c7da38dc
    spec:
      buildDefaults:2
        defaultProxy:3
          httpProxy: http://proxy.com
          httpsProxy: https://proxy.com
          noProxy: internal.com
        env:4
        - name: envkey
          value: envvalue
        gitProxy:5
          httpProxy: http://gitproxy.com
          httpsProxy: https://gitproxy.com
          noProxy: internalgit.com
        imageLabels:6
        - name: labelkey
          value: labelvalue
        resources:7
          limits:
            cpu: 100m
            memory: 50Mi
          requests:
            cpu: 10m
            memory: 10Mi
      buildOverrides:8
        imageLabels:9
        - name: labelkey
          value: labelvalue
        nodeSelector:10
          selectorkey: selectorvalue
        tolerations:11
        - effect: NoSchedule
          key: node-role.kubernetes.io/builds
    operator: Exists
    1
    Build: ビルドの処理方法についてのクラスター全体の情報を保持します。正規名および唯一の有効な名前となるのは cluster です。
    2
    buildDefaults: ビルドのデフォルト情報を制御します。
    3
    defaultProxy: イメージのプルまたはプッシュ、およびソースのダウンロードを含む、ビルド操作のデフォルトのプロキシー設定が含まれます。
    4
    env: 指定される変数がビルドに存在しない場合にビルドに適用される一連のデフォルト環境変数。
    5
    gitProxy: Git 操作のプロキシー設定のみが含まれます。設定されている場合、これは git clone などの Git コマンドのプロキシー設定を上書きします。
    6
    imageLabels: 結果として生成されるイメージに適用されるラベルの一覧。BuildConfig に同じ名前のラベルを指定することでデフォルトのラベルを上書きできます。
    7
    resources: ビルドを実行するためのリソース要件を定義します。
    8
    buildOverrides: ビルドの上書き設定を制御します。
    9
    imageLabels: 結果として生成されるイメージに適用されるラベルの一覧。表にあるものと同じ名前のラベルを BuildConfig に指定する場合、ラベルは上書きされます。
    10
    nodeSelector: セレクター。 ビルド Pod がノードに適合させるには True である必要があります。
    11
    tolerations: ビルド Pod に設定された既存の容認を上書きする容認の一覧。
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