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11.2. systemd のエクスポートされるフィールド

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これらのフィールドは OpenShift Container Platform クラスターロギングによってエクスポートされる systemd フィールドであり、Elasticsearch および Kibana での検索に利用できます。

systemd ジャーナルに固有の共通フィールドが含まれます。アプリケーション は、独自のフィールドをジャーナルに書き込む可能性があります。それらは systemd.u namespace で利用できます。RESULT および UNIT はこれらの 2 つのフィールドです。

systemd.k フィールド

以下の表には、systemd カーネル固有のメタデータが含まれます。

パラメーター説明

systemd.k.KERNEL_DEVICE

systemd.k.KERNEL_DEVICE は、カーネルのデバイス名です。

systemd.k.KERNEL_SUBSYSTEM

systemd.k.KERNEL_SUBSYSTEM は、カーネルのサブシステム名です。

systemd.k.UDEV_DEVLINK

systemd.k.UDEV_DEVLINK には、ノードを参照する追加のシンボリックリンク名が含まれます。

systemd.k.UDEV_DEVNODE

systemd.k.UDEV_DEVNODE は、デバイスのノードパスです。

systemd.k.UDEV_SYSNAME

systemd.k.UDEV_SYSNAME は、カーネルのデバイス名です。

systemd.t フィールド

systemd.t Fields は信頼されたジャーナルフィールドであり、ジャーナルによって暗黙的に追加されるフィールドであり、クライアントノードで変更することはできません。

パラメーター説明

systemd.t.AUDIT_LOGINUID

systemd.t.AUDIT_LOGINUID は、ジャーナルエントリープロセスのユーザー ID です。

systemd.t.BOOT_ID

systemd.t.BOOT_ID は、カーネルのブート ID です。

systemd.t.AUDIT_SESSION

systemd.t.AUDIT_SESSION は、ジャーナルエントリープロセスのセッションです。

systemd.t.CAP_EFFECTIVE

systemd.t.CAP_EFFECTIVE は、ジャーナルエントリープロセスの機能を表します。

systemd.t.CMDLINE

systemd.t.CMDLINE は、ジャーナルエントリープロセスのコマンドラインです。

systemd.t.COMM

systemd.t.COMM は、ジャーナルエントリープロセスの名前です。

systemd.t.EXE

systemd.t.EXE は、ジャーナルエントリープロセスの実行可能パスです。

systemd.t.GID

systemd.t.GID は、ジャーナルエントリープロセスのグループ ID です。

systemd.t.HOSTNAME

systemd.t.HOSTNAME は、ホストの名前です。

systemd.t.MACHINE_ID

systemd.t.MACHINE_ID は、ホストのマシン ID です。

systemd.t.PID

systemd.t.PID は、ジャーナルエントリープロセスのプロセス ID です。

systemd.t.SELINUX_CONTEXT

systemd.t.SELINUX_CONTEXT は、ジャーナルエントリープロセスのセキュリティーコンテキストまたはラベルです。

systemd.t.SOURCE_REALTIME_TIMESTAMP

systemd.t.SOURCE_REALTIME_TIMESTAMP は、最も早くかつ最も信頼できるメッセージのタイムスタンプです。これは RFC 3339 NS 形式に変換されます。

systemd.t.SYSTEMD_CGROUP

systemd.t.SYSTEMD_CGROUP は、systemd コントロールグループパスです。

systemd.t.SYSTEMD_OWNER_UID

systemd.t.SYSTEMD_OWNER_UID は、セッションの所有者 ID です。

systemd.t.SYSTEMD_SESSION

systemd.t.SYSTEMD_SESSION は、(該当する場合) systemd セッション ID です。

systemd.t.SYSTEMD_SLICE

systemd.t.SYSTEMD_SLICE は、ジャーナルエントリープロセスのスライス (slice) ユニットです。

systemd.t.SYSTEMD_UNIT

systemd.t.SYSTEMD_UNIT は、セッションのユニット名です。

systemd.t.SYSTEMD_USER_UNIT

systemd.t.SYSTEMD_USER_UNIT は、(該当する場合) セッションのユーザーユニット名です。

systemd.t.TRANSPORT

systemd.t.TRANSPORT は、ジャーナルサービス別のエントリーのメソッドです。これには、auditdriversyslogjournalstdout、および kernel が含まれます。

systemd.t.UID

systemd.t.UID は、ジャーナルエントリープロセスのユーザー ID です。

systemd.t.SYSLOG_FACILITY

systemd.t.SYSLOG_FACILITY は、syslog の 10 進数の文字列としてフォーマットされる機能を含むフィールドです。

systemd.t.SYSLOG_IDENTIFIER

systemd.t.systemd.t.SYSLOG_IDENTIFIER は、syslog の識別子です。

systemd.t.SYSLOG_PID

SYSLOG_PID は、syslog のクライアントプロセス ID です。

systemd.u フィールド

systemd.u Fields はクライアントから直接渡され、ジャーナルに保存されます。

パラメーター説明

systemd.u.CODE_FILE

systemd.u.CODE_FILE は、ソースのファイル名が含まれるコードの場所です。

systemd.u.CODE_FUNCTION

systemd.u.CODE_FUNCTION は、ソースの関数が含まれるコードの場所です。

systemd.u.CODE_LINE

systemd.u.CODE_LINE は、ソースの行数が含まれるコードの場所です。

systemd.u.ERRNO

systemd.u.ERRNO は (ある場合)、10 進数の文字列として数値でフォーマットされる低位のエラー番号です。

systemd.u.MESSAGE_ID

systemd.u.MESSAGE_ID は、メッセージタイプを認識するためのメッセージ識別子の ID です。

systemd.u.RESULT

非公式の使用のみの場合に限定されます。

systemd.u.UNIT

非公式の使用のみの場合に限定されます。

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