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1.8.22. RHBA-2020:3843 - OpenShift Container Platform 4.5.14 バグ修正の更新

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発行日: 2020-10-12

OpenShift Container Platform リリース 4.5.14 が公開されました。この更新に含まれるバグ修正の一覧は、RHBA-2020:3843 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは、RHBA-2020:3844 アドバイザリーで提供されています。

このアドバイザリーでは、このリリースのすべてのコンテナーイメージに関する説明は除外されています。このリリースのコンテナーイメージに関する情報については、以下の記事を参照してください。

OpenShift Container Platform 4.5.14 コンテナーイメージの一覧

1.8.22.1. バグ修正

  • 今回のリリースにより、各ロギングレベルの値は imageregistry API のロギングフィールドに記載されています。(BZ#1843244)
  • 以前のバージョンでは、バージョンとデータベース間の不一致により、最新のイメージから Pod を復元する際に問題が発生することがありました。今回のリリースにより、Pod の設定 YAML ファイルがバックアップと共にコピーされ、不一致が生じなくなりました。(BZ#1877930)
  • 以前のバージョンでは、Pod が無効なイメージ参照を参照する場合、プルーナージョブによりイメージレジストリー Operator が低下 (degraded) 状態になり、アップグレードがブロックされていました。アップグレードを可能にするには、ユーザーは問題を発生させた Pod を削除し、次回のプルーニングの発生を待機するか、プルーナージョブを一時停止する必要がありました。今回のリリースにより、プルーナージョブの失敗を示すメトリクスおよびアラートが追加され、プルーナーのステータスが Operator ステータスに影響しなくなりました。(BZ#1879176)
  • 以前のバージョンでは、OpenShift Container Platform 4.5 ブランチの Cluster DNS Operator の Kubernetes の依存関係は更新されていませんでした。今回のリリースにより、Cluster DNS Operator の依存関係が Kubernetes 0.18.0-rc2 から v0.18.9 に更新されました。(BZ#1880311)
  • 以前のバージョンでは、OpenShift Container Platform 4.5 ブランチの Cluster Ingress Operator の Kubernetes の依存関係は更新されませんでした。今回のリリースにより、Cluster Ingress Operator の依存関係が Kubernetes 0.18.3 から v0.18.9 に更新されるようになりました。(BZ#1880315)
  • 以前のバージョンでは、Kubernetes API の監視 (watch) キャッシュはグローバルリビジョン (etcd) から初期化され、変更が加えられていない場合には定義されない期間そのまま残る可能性がありました。この動作により、クライアントが新しい RV を検出したサーバーからリソースバージョン (RV) を取得し、ネットワークエラーが原因で切断され、背後のサーバーに再接続され、Too large resource version エラーが発生する状態になることがありました。今回のリリースにより、リフレクターはこれらのエラーからリカバリーできるように修正され、サーバーから通知を取得するために client-go ライブラリーを使用する Operator のリカバリーが可能となり、エラーの受信時に進捗が見られるようになりました。

    この問題は、 cluster-kube-apiserver-operator (BZ#1880322) cluster-kube-storage-version-migrator-operator (BZ#1880327) ** cluster-openshift-apiserver-operator (BZ#1880353) について解決されています。

  • 以前のバージョンでは、Web コンソールは最新の OpenShift Pipelines Operator 1.1 と互換性がないため、新規パイプラインのトリガーは作成できませんでした。本リリースでは最新バージョンがサポートされ、パイプラインのトリガーの作成が可能になりました。(BZ#1880376)
  • 以前のバージョンでは、Kubernetes のバグにより、API クライアントが TCP のリセットからのリカバリー後にすぐにリカバリーできませんでした。失われた接続が再度確立されると、クライアントログが Timeout: Too large resource version エラーで一杯になる発生する可能性があります。これにより、API サーバーへのクライアント接続を維持するコントローラーまたは Operator に問題が発生する可能性がありました。今回のリリースにより、Kubernetes バグの修正が Samples Operator に適用され、Operator はこのエラーメッセージループの影響を受けなくなりました。(BZ#1881068)
  • 以前のバージョンでは、不必要な API VIP の移動が原因でクライアントの接続エラーが発生しました。今回のリリースにより、API VIP ヘルスチェックが移動回数を制限するようになり、エラーが少なくなりました。(BZ#1881147)
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