第8章 PTP ハードウェアの設定
Precision Time Protocol (PTP) ハードウェアはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
8.1. PTP ハードウェアについて
OpenShift Container Platform には、ノード上で Precision Time Protocol (PTP) ハードウェアを使用する機能が含まれます。linuxptp サービスは、PTP 対応ハードウェアを搭載したクラスターで設定できます。
PTP Operator は、ベアメタルインフラストラクチャーでのみプロビジョニングされるクラスターの PTP 対応デバイスと連携します。
PTP Operator をデプロイし、OpenShift Container Platform コンソールを使用して PTP をインストールできます。PTP Operator は、linuxptp サービスを作成し、管理します。Operator は以下の機能を提供します。
- クラスター内の PTP 対応デバイスの検出。
- linuxptp サービスの設定の管理。