11.6.3. Non-Uniform Memory Access (NUMA) で配置された SR-IOV Pod の作成
NUMA で配置された SR-IOV Pod は、restricted
または single-numa-node
Topology Manager ポリシーで同じ NUMA ノードから割り当てられる SR-IOV および CPU リソースを制限することによって作成できます。
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc
) をインストールすること。 -
LatencySensitive プロファイルを有効にし、CPU マネージャーのポリシーを
static
に設定する。
手順
以下の SR-IOV Pod 仕様を作成してから、YAML を
<name>-sriov-pod.yaml
ファイルに保存します。<name>
をこの Pod の名前に置き換えます。以下の例は、SR-IOV Pod 仕様を示しています。
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: sample-pod annotations: k8s.v1.cni.cncf.io/networks: <name> 1 spec: containers: - name: sample-container image: <image> 2 command: ["sleep", "infinity"] resources: limits: memory: "1Gi" 3 cpu: "2" 4 requests: memory: "1Gi" cpu: "2"
以下のコマンドを実行して SR-IOV Pod のサンプルを作成します。
$ oc create -f <filename> 1
- 1
<filename>
を、先の手順で作成したファイルの名前に置き換えます。
sample-pod
が Guaranteed QoS を指定して設定されていることを確認します。$ oc describe pod sample-pod
sample-pod
が排他的 CPU を指定して割り当てられていることを確認します。$ oc exec sample-pod -- cat /sys/fs/cgroup/cpuset/cpuset.cpus
sample-pod
に割り当てられる SR-IOV デバイスと CPU が同じ NUMA ノード上にあることを確認します。$ oc exec sample-pod -- cat /sys/fs/cgroup/cpuset/cpuset.cpus