第3章 クラスターロギングデプロイメントの設定
3.1. クラスターロギングカスタムリソースについて
OpenShift Container Platform クラスターロギングを設定するには、ClusterLogging
カスタムリソース (CR) をカスタマイズします。
3.1.1. ClusterLogging カスタムリソースについて
クラスターロギング環境を変更するには、ClusterLogging
カスタムリソース (CR) を作成し、変更します。
CR の作成または変更方法については、このドキュメントで適宜説明されます。
以下は、クラスターロギングの通常のカスタムリソースの例です。
ClusterLogging
カスタムリソース (CRD) のサンプル
apiVersion: "logging.openshift.io/v1" kind: "ClusterLogging" metadata: name: "instance" 1 namespace: "openshift-logging" 2 spec: managementState: "Managed" 3 logStore: type: "elasticsearch" 4 retentionPolicy: application: maxAge: 1d infra: maxAge: 7d audit: maxAge: 7d elasticsearch: nodeCount: 3 resources: limits: memory: 16Gi requests: cpu: 500m memory: 16Gi storage: storageClassName: "gp2" size: "200G" redundancyPolicy: "SingleRedundancy" visualization: 5 type: "kibana" kibana: resources: limits: memory: 736Mi requests: cpu: 100m memory: 736Mi replicas: 1 curation: 6 type: "curator" curator: resources: limits: memory: 256Mi requests: cpu: 100m memory: 256Mi schedule: "30 3 * * *" collection: 7 logs: type: "fluentd" fluentd: resources: limits: memory: 736Mi requests: cpu: 100m memory: 736Mi
- 1
- CR の名前は
instance
である必要があります。 - 2
- CR は
openshift-logging
namespace にインストールされる必要があります。 - 3
- Cluster Logging Operator の管理状態。
Unmanaged
に設定すると、Operator はサポート対象外となり、更新を取得しません。 - 4
- 保持ポリシー、ノード数、リソース要求および制限およびストレージクラスなどのログストアの設定。
- 5
- リソース要求および制限、Pod レプリカ数などのビジュアライザーの設定。
- 6
- リソースの要求および制限、および収集スケジュールを含む、収集についての設定。
- 7
- リソース要求および制限を含むログコレクターの設定。