8.5.6. ネットワークが制限されたインストール用の RHCOS イメージの作成
Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージをダウンロードし、OpenShift Container Platform をネットワークが制限された Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) 環境にインストールします。
前提条件
- OpenShift Container Platform インストールプログラムを取得します。ネットワークが制限されたインストールでは、プログラムはミラーレジストリースト上に置かれます。
手順
- Red Hat カスタマーポータルの 製品ダウンロードページ にログインします。
Version で、RHEL 8 用の OpenShift Container Platform 4.5 の最新リリースを選択します。
重要RHCOS イメージは OpenShift Container Platform の各リリースごとに変更されない可能性があります。インストールする OpenShift Container Platform バージョンと等しいか、それ以下のバージョンの内で最も新しいバージョンのイメージをダウンロードする必要があります。利用可能な場合は、OpenShift Container Platform バージョンに一致するイメージのバージョンを使用します。
- Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) - OpenStack Image (QCOW) イメージをダウンロードします。
イメージを展開します。
注記クラスターが使用する前にイメージを圧縮解除する必要があります。ダウンロードしたファイルの名前に、
.gz
または.tgz
などの圧縮拡張子が含まれていない場合があります。ファイルを圧縮するか、またはどのように圧縮するかを確認するには、コマンドラインで以下を入力します。$ file <name_of_downloaded_file>
圧縮解除したイメージを、Glance などの bastion サーバーからアクセス可能な場所にアップロードします。以下に例を示します。
$ openstack image create --file rhcos-44.81.202003110027-0-openstack.x86_64.qcow2 --disk-format qcow2 rhcos-${RHCOS_VERSION}
重要RHOSP 環境によっては、
.raw
または.qcow2
形式 のいずれかでイメージをアップロードできる場合があります。Ceph を使用する場合は、.raw
形式を使用する必要があります。警告インストールプログラムが同じ名前を持つ複数のイメージを見つける場合、それらのイメージのいずれかがランダムに選択されます。この動作を回避するには、RHOSP でリソースの一意の名前を作成します。
これで、イメージが制限されたインストールで利用可能になります。OpenShift Container Platform デプロイメントで使用するイメージの名前または場所をメモします。