1.11. 非接続クラスターのイメージストリームの設定
OpenShift Container Platform を非接続環境でインストールした後に、Cluster Samples Operator のイメージストリームおよび must-gather
イメージストリームを設定します。
1.11.1. サポートデータを収集するためのクラスターの準備
ネットワークが制限された環境を使用するクラスターは、Red Hat サポート用のデバッグデータを収集するために、デフォルトの must-gather イメージをインポートする必要があります。must-gather イメージはデフォルトでインポートされず、ネットワークが制限された環境のクラスターは、リモートリポジトリーから最新のイメージをプルするためにインターネットにアクセスできません。
手順
ミラーレジストリーの信頼される CA を Cluster Samples Operator 設定の一部としてクラスターのイメージ設定オブジェクトに追加していない場合は、以下の手順を実行します。
クラスターのイメージ設定オブジェクトを作成します。
$ oc create configmap registry-config --from-file=${MIRROR_ADDR_HOSTNAME}..5000=$path/ca.crt -n openshift-config
クラスターのイメージ設定オブジェクトに、ミラーに必要な信頼される CA を追加します。
$ oc patch image.config.openshift.io/cluster --patch '{"spec":{"additionalTrustedCA":{"name":"registry-config"}}}' --type=merge
インストールペイロードからデフォルトの must-gather イメージをインポートします。
$ oc import-image is/must-gather -n openshift
oc adm must-gather
コマンドの実行時に、以下の例のように --image
フラグを使用し、ペイロードイメージを参照します。
$ oc adm must-gather --image=$(oc adm release info --image-for must-gather)