1.7. Red Hat OpenShift Serverless 1.7.0 のリリースノート
1.7.1. 新機能
- OpenShift Serverless 1.7.0 は、OpenShift Container Platform 4.3 以降のバージョンで一般に利用可能 (GA) になりました。以前のバージョンでは、OpenShift Serverless はテクノロジープレビューでした。
- OpenShift Serverless は Knative Serving 0.13.2 を使用するようになりました。
- OpenShift Serverless は Knative Serving Operator 0.13.2 を使用するようになりました。
-
OpenShift Serverless は Knative
kn
CLI 0.13.2 を使用するようになりました。 -
Knative
kn
CLI ダウンロードが、非接続またはネットワークが制限されたインストールをサポートするようになりました。 -
Knative
kn
CLI ライブラリーが Red Hat によって署名されるようになりました。 - Knative Eventing が OpenShift Serverless でテクノロジープレビューとして利用可能になりました。OpenShift Serverless は Knative Eventing 0.13.2 を使用するようになりました。
最新の Serverless リリースにアップグレードする前に、事前にインストールしている場合には、コミュニティー Knative Eventing Operator を削除する必要があります。Knative Eventing Operator をインストールすると、OpenShift Serverless 1.7.0 に含まれる Knative Eventing の最新のテクノロジープレビューバージョンをインストールできなくなります。
高可用性 (HA) は、
autoscaler-hpa
、controller
、activator
、kourier-control
、およびkourier-gateway
コンポーネントに対してデフォルトで有効にされます。以前のバージョンの OpenShift Serverless をインストールしている場合、
KnativeServing
カスタムリソース (CR) が更新されると、デプロイメントはデフォルトでKnativeServing.spec.high-availability.replicas = 2
が指定される HA 設定になります。高可用性コンポーネントの設定の手順を実行して、これらのコンポーネントの HA を無効にすることができます。
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OpenShift Serverless は、OpenShift Container Platform のクラスター全体のプロキシーで
trustedCA
設定をサポートし、OpenShift Container Platform のプロキシー設定と完全に互換性があります。 - OpenShift Serverless は、OpenShift Container Platform ルートに登録されているワイルドカード証明書を使用して HTTPS をサポートするようになりました。Knative Serving の http および https の詳細は、サーバーレスアプリケーションのデプロイメントの確認を参照してください。