7.8. 仮想マシンでの ConfigMap、シークレット、およびサービスアカウントの管理
シークレット、ConfigMap、およびサービスアカウントを使用して設定データを仮想マシンに渡すことができます。たとえば、以下を実行できます。
- シークレットを仮想マシンに追加して認証情報を必要とするサービスに仮想マシンのアクセスを付与します。
- Pod または別のオブジェクトがデータを使用できるように、機密データではない設定データを ConfigMap に保存します。
- サービスアカウントをそのコンポーネントに関連付けることにより、コンポーネントが API サーバーにアクセスできるようにします。
注記
OpenShift Virtualization はシークレット、ConfigMap、およびサービスアカウントを仮想マシンディスクとして公開し、追加のオーバーヘッドなしにプラットフォーム全体でそれらを使用できるようにします。
7.8.1. シークレット、ConfigMap、またはサービスアカウントの仮想マシンへの追加
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して、シークレット、ConfigMap、またはサービスアカウントを仮想マシンに追加します。
前提条件
- 追加するシークレット、ConfigMap、またはサービスアカウントは、ターゲット仮想マシンと同じ namespace に存在する必要があります。
- 仮想マシンの電源がオフになっていること。
手順
- サイドメニューから Virtualization をクリックします。
- Virtual Machine タブをクリックします。
- 仮想マシンを選択して、Virtual Machine Overview ページを開きます。
- Environment タブをクリックします。
- Select a resource をクリックし、一覧からシークレット、ConfigMap、またはサービスアカウントを選択します。
- Save をクリックします。
- オプション。Add Config Map, Secret or Service Account をクリックして別のオブジェクトを追加します。
注記
Reload をクリックし、最後に保存された状態にフォームをリセットできます。
検証
- Virtual Machine Overview ページから、Disks タブをクリックします。
- シークレット、ConfigMap、またはサービスアカウントがディスクの一覧に含まれていることを確認します。
-
オプション。Actions
Start Virtual Machine をクリックして仮想マシンを起動します。他のディスクをマウントする際に、シークレット、ConfigMap、またはサービスアカウントをマウントできるようになりました。