7.12.3.5. DataVolume を使用した仮想マシンイメージのブロック PersistentVolume へのインポート
既存の仮想マシンイメージは OpenShift Container Platform クラスターにインポートできます。OpenShift Virtualization は DataVolume を使用してデータのインポートおよび基礎となる PersistentVolumeClaim (PVC) の作成を自動化します。その後、仮想マシン設定で DataVolume を参照できます。
前提条件
-
RAW、ISO、または QCOW2 形式の仮想マシンディスクイメージ (オプションで
xz
またはgz
を使用して圧縮される) -
データソースにアクセスするために必要な認証情報と共にイメージがホストされる
HTTP
またはs3
エンドポイント - 少なくとも 1 つ以上の利用可能なブロック PV。
手順
データソースに認証情報が必要な場合、
endpoint-secret.yaml
ファイルを編集し、更新された設定をクラスターに適用します。選択するテキストエディターで
endpoint-secret.yaml
ファイルを編集します。apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: <endpoint-secret> labels: app: containerized-data-importer type: Opaque data: accessKeyId: "" 1 secretKey: "" 2
以下のコマンドを実行してシークレットを更新します。
$ oc apply -f endpoint-secret.yaml
インポートするイメージのデータソースを指定する
DataVolume
およびvolumeMode: Block
を作成して、利用可能なブロック PV が使用されるようにします。apiVersion: cdi.kubevirt.io/v1alpha1 kind: DataVolume metadata: name: <import-pv-datavolume> 1 spec: storageClassName: local 2 source: http: url: <http://download.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/28/Cloud/x86_64/images/Fedora-Cloud-Base-28-1.1.x86_64.qcow2> 3 secretRef: <endpoint-secret> 4 pvc: volumeMode: Block 5 accessModes: - ReadWriteOnce resources: requests: storage: <2Gi>
以下のコマンドを実行して、仮想マシンイメージをインポートするために DataVolume を作成します。
$ oc create -f <import-pv-datavolume.yaml>1
- 1
- 直前の手順で作成された DataVolume のファイル名です。