2.10.5. YAML ファイルからのサービスの作成
サービスまたはカスタムリソース (CR) の YAML 定義に無効なデータまたはプレースホルダーのデータがある場合、--dry-run
フラグを使用して YAML 定義を取得し、正しい値を指定し、修正された YAML 定義を使用してサービスを起動することができます。サービスを起動するために使用される YAML を出力および変更するために、odo
はサービスの起動前に Operator によって提供されるサービスまたは CR の YAML 定義を出力する機能を提供します。
サービスの YAML を表示するには、以下を実行します。
$ odo service create <operator-name> --dry-run
たとえば、
etcdoperator.v0.9.4
Operator によって提供されるEtcdCluster
の YAML 定義を出力するには、以下を実行します。$ odo service create etcdoperator.v0.9.4 --dry-run
YAML は
etcd.yaml
ファイルとして保存されます。etcd.yaml
ファイルを変更します。apiVersion: etcd.database.coreos.com/v1beta2 kind: EtcdCluster metadata: name: my-etcd-cluster 1 spec: size: 1 2 version: 3.2.13
YAML ファイルからサービスを起動します。
$ odo service create --from-file etcd.yaml
EtcdCluster
サービスが事前に設定された 3 つの Pod ではなく 1 つの Pod で起動されていることを確認します。$ oc get pods | grep my-etcd-cluster