This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.12.3.2. 状態およびイベントを使用した DataVolume の分析
describe
コマンドで生成される Conditions
セクションおよび Events
セクションを検査することにより、PersistentVolumeClaim (PVC) に関連して DataVolume の状態を判別します。また、操作がアクティブに実行されているか、または完了しているかどうかを判断します。また、DataVolume のステータスについての特定の詳細、およびどのように現在の状態になったかについての情報を提供するメッセージを受信する可能性があります。
状態の組み合わせは多数あります。それぞれは一意のコンテキストで評価される必要があります。
各種の組み合わせの例を以下に示します。
Bound
: この例では正常にバインドされた PVC が表示されます。Type
はBound
であるため、Status
はTrue
になります。PVC がバインドされていない場合、Status
はFalse
になります。PVC がバインドされると、PVC がバインドされていることを示すイベントが生成されます。この場合、
Reason
はBound
で、Status
はTrue
です。Message
は DataVolume を所有する PVC を示します。Events
セクションのMessage
では、PVC がバインドされている期間 (Age
) およびどのリソース (From
) によってバインドされているか、datavolume-controller
に関する詳細が提供されます。出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Running
: この場合、Type
がRunning
であり、Status
がFalse
であることに注意してください。これは、操作の失敗の原因となったイベントが発生したことを示しています。ステータスをTrue
からFalse
に変更します。ただし、
Reason
がCompleted
であり、Message
フィールドにはImport Complete
が表示されることに注意してください。Events
セクションには、Reason
およびMessage
に失敗した操作に関する追加のトラブルシューティング情報が含まれます。この例では、Events
セクションの最初のWarning
に一覧表示されるMessage
に、404
によって接続できないことが示唆されます。この情報から、インポート操作が実行されており、DataVolume にアクセスしようとしている他の操作に対して競合が生じることを想定できます。
出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Ready
:Type
がReady
であり、Status
がTrue
の場合、以下の例のように DataVolume は使用可能な状態にあります。DataVolume が使用可能な状態にない場合、Status
はFalse
になります。出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow