8.5.2. OpenShift Container Platform を RHOSP にインストールするリソースのガイドライン


OpenShift Container Platform のインストールをサポートするために、Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) クォータは以下の要件を満たす必要があります。

表8.29 RHOSP のデフォルトの OpenShift Container Platform クラスターについての推奨リソース
リソース

Floating IP アドレス

3

ポート

15

ルーター

1

サブネット

1

RAM

112 GB

vCPU

28

ボリュームストレージ

275 GB

インスタンス

7

セキュリティーグループ

3

セキュリティーグループルール

60

クラスターは推奨されるリソースよりもリソースが少ない場合にも機能する場合がありますが、その場合のパフォーマンスは保証されません。

重要

RHOSP オブジェクトストレージ (Swift) が利用可能で、swiftoperator ロールを持つユーザーアカウントによって操作されている場合、これは OpenShift Container Platform イメージレジストリーのデフォルトバックエンドとして使用されます。この場合、ボリュームストレージ要件は 175 GB です。Swift 領域要件は、イメージレジストリーのサイズによって異なります。

注記

デフォルトで、セキュリティーグループおよびセキュリティーグループルールのクォータは低く設定される可能性があります。問題が生じた場合には、管理者として openstack quota set --secgroups 3 --secgroup-rules 60 <project> を実行して値を増やします。

OpenShift Container Platform デプロイメントは、コントロールプレーンマシン、コンピュートマシン、およびブートストラップマシンで設定されます。

8.5.2.1. コントロールプレーンおよびコンピュートマシン

デフォルトで、OpenShift Container Platform インストールプロセスは 3 つのコントロールプレーンおよび 3 つのコンピュートマシンを使用します。

それぞれのマシンには以下が必要です。

  • RHOSP クォータからのインスタンス
  • RHOSP クォータからのポート
  • 少なくとも 16 GB のメモリー、4 つの vCPU および 25 GB のストレージ領域があるフレーバー
ヒント

コンピュートマシンは、OpenShift Container Platform で実行されるアプリケーションをホストします。できるだけ多くのアプリケーションを実行することが意図されています。

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