1.6.4. Kiali の設定
Service Mesh Operator は ServiceMeshControlPlane
を作成する際に、Kiali リソースも処理します。次に Kiali Operator は Kiali インスタンスの作成時にこのオブジェクトを使用します。
ServiceMeshControlPlane
で指定されるデフォルトの Kiali パラメーターは以下のとおりです。
Kiali パラメーターの例
apiVersion: maistra.io/v1 kind: ServiceMeshControlPlane spec: kiali: enabled: true dashboard: viewOnlyMode: false ingress: enabled: true
パラメーター | 説明 | 値 | デフォルト値 |
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enabled | このパラメーターは、Kiali を有効/無効にします。Kiali はデフォルトで有効です。 |
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dashboard viewOnlyMode | このパラメーターは、Kiali コンソールの表示専用 (view-only) モードを有効/無効にします。表示専用モードを有効にすると、ユーザーはコンソールを使用して Service Mesh を変更できなくなります。 |
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ingress enabled | このパラメーターは、Kiali の Ingress を有効/無効にします。 |
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1.6.4.1. Grafana の Kiali の設定
Kiali および Grafana を Red Hat OpenShift Service Mesh の一部としてインストールする場合、Operator はデフォルトで以下を設定します。
- Grafana を Kiali の外部サービスとして有効化
- Kiali コンソールの Grafana 認証
- Kiali コンソールの Grafana URL
Kiali は Grafana URL を自動的に検出できます。ただし、Kiali で簡単に自動検出できないカスタムの Grafana インストールがある場合、ServiceMeshControlPlane
リソースの URL の値を更新する必要があります。
追加の Grafana パラメーター
spec: kiali: enabled: true dashboard: viewOnlyMode: false grafanaURL: "https://grafana-istio-system.127.0.0.1.nip.io" ingress: enabled: true