1.2.4. クラスターモニタリングスタックの設定


設定マップを使用して Prometheus クラスターモニタリングスタックを設定することができます。設定マップはクラスターモニタリング Operator を設定し、その後にスタックのコンポーネントが設定されます。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできます。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • cluster-monitoring-configConfigMap オブジェクトを作成している。

手順

  1. cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトの編集を開始します。

    $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
  2. 設定を、data/config.yaml の下に値とキーのペア <component_name>: <component_configuration> として配置します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: cluster-monitoring-config
      namespace: openshift-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        <component>:
          <configuration_for_the_component>

    <component> および <configuration_for_the_component> を随時置き換えます。

    たとえば、Prometheus の永続ボリューム要求 (PVC) を設定するために、この ConfigMap オブジェクトを作成します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: cluster-monitoring-config
      namespace: openshift-monitoring
    data:
      config.yaml: |
        prometheusK8s:
          volumeClaimTemplate: spec: storageClassName: fast volumeMode: Filesystem resources: requests: storage: 40Gi

    ここで、prometheusK8s は Prometheus コンポーネントを定義し、続く行ではその設定を定義します。

  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。新規設定の影響を受けた Pod は自動的に再起動されます。

追加リソース

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