7.15.2. 仮想マシンのローカルストレージの設定


ホストパスプロビジョナー機能を使用して、仮想マシンのローカルストレージを設定できます。

7.15.2.1. ホストパスプロビジョナーについて

ホストパスプロビジョナーは、OpenShift Virtualization 用に設計されたローカルストレージプロビジョナーです。仮想マシンのローカルストレージを設定する必要がある場合、まずホストパスプロビジョナーを有効にする必要があります。

OpenShift Virtualization Operator のインストール時に、ホストパスプロビジョナー Operator は自動的にインストールされます。これを使用するには、以下を実行する必要があります。

  • SELinux を設定します。

    • Red Hat Enterprise Linux CoreOS 8 ワーカーを使用する場合は、各ノードに MachineConfig オブジェクトを作成する必要があります。
    • それ以外の場合には、SELinux ラベル container_file_t を各ノードの PersistentVolume (PV) バッキングディレクトリーに適用します。
  • HostPathProvisioner カスタムリソースを作成します。
  • ホストパスプロビジョナーの StorageClass オブジェクトを作成します。

ホストパスプロビジョナー Operator は、カスタムリソースの作成時にプロビジョナーを各ノードに DaemonSet としてデプロイします。カスタムリソースファイルでは、ホストパスプロビジョナーが作成する PersistentVolume のバッキングディレクトリーを指定します。

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