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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.7.12.5.3. VM Import ウィザードを使用した仮想マシンのインポート
VM Import ウィザードを使用して、単一の仮想マシンをインポートできます。
仮想マシンテンプレートをインポートすることもできます。VM テンプレートをインポートする場合、OpenShift Virtualization はテンプレートに基づいて仮想マシンを作成します。
前提条件
- 管理者ユーザー権限があること。
 - VMware Virtual Disk Development Kit (VDDK) イメージは、OpenShift Virtualization 環境からアクセスできるイメージレジストリーにある。
 - 
								VDDK イメージは 
v2v-vmwareConfigMap に追加されている。 - 仮想マシンの電源がオフになっている。
 - 仮想ディスクが IDE または SCSI コントローラーに接続されている。仮想ディスクが SATA コントローラーに接続されている場合は、それらを IDE コントローラーに変更してから、仮想マシンを移行できます。
 - OpenShift Virtualization のローカルおよび共有永続ストレージクラスは、仮想マシンのインポートをサポートする必要があります。
 OpenShift Virtualization ストレージは、仮想ディスクに対応するのに十分な大きさである。
警告ディスクサイズが利用可能なストレージ領域よりも大きい仮想マシンをインポートしようとすると、この操作は完了しません。オブジェクトの削除をサポートするためのリソースが十分にないため、別の仮想マシンをインポートしたり、ストレージをクリーンアップしたりすることはできません。この状況を解決するには、ストレージバックエンドにオブジェクトストレージデバイスをさらに追加する必要があります。
OpenShift Virtualization egress ネットワークポリシーは以下のトラフィックを許可する必要がある。
Expand 宛先 プロトコル ポート VMware ESXi ホスト
TCP
443
VMware ESXi ホスト
TCP
902
VMware vCenter
TCP
5840
手順
- 
								Web コンソールで、Workloads 
Virtual Machines をクリックします。  - Create Virtual Machine をクリックし、Import with Wizard を選択します。
 - Provider 一覧から、VMware を選択します。
 Connect to New Instance または保存された vCenter インスタンスを選択します。
- Connect to New Instance を選択する場合、vCenter hostname、Username、Password を入力します。
 - 保存された vCenter インスタンスを選択する場合、ウィザードは保存された認証情報を使用して vCenter に接続します。
 
Check and Save をクリックし、接続が完了するまで待ちます。
注記接続の詳細はシークレットに保存されます。ホスト名、ユーザー名、またはパスワードが正しくないプロバイダーを追加した場合は、Workloads
Secrets をクリックし、プロバイダーのシークレットを削除します。 - 仮想マシンまたはテンプレートを選択します。
 - Next をクリックします。
 - Review 画面で、設定を確認します。
 Edit をクリックして、以下の設定を更新します。
General:
- 説明
 - オペレーティングシステム
 - Flavor
 - Memory
 - CPU
 - Workload Profile
 
Networking:
- 名前
 - Model
 - Network
 - 
												Type: 
masqueradeバインディングメソッドを選択する必要があります。 - MAC Address
 
ストレージ: 仮想マシンディスクの Options メニュー
										 をクリックし、Edit を選択して以下のフィールドを更新します。
									- 名前
 - Source: Import Disk など。
 - Size
 - Interface
 Storage Class: NFS または ocs-storagecluster-ceph-rbd (ceph-rbd) を選択します。
ocs-storagecluster-ceph-rbd を選択する場合、ディスクの Volume Mode を Block に設定する必要があります。
他のストレージクラスは機能する可能性がありますが、正式にサポートされていません。
- 
												Advanced 
Volume Mode: Block を選択します。  - 
												Advanced 
Access Mode  
Advanced
Cloud-init: - Form: Hostname および Authenticated SSH Keys を入力します。
 - 
												Custom script: テキストフィールドに 
cloud-initスクリプトを入力します。 
- 
										Advanced 
Virtual Hardware: 仮想 CD-ROM をインポートされた仮想マシンに割り当てることができます。  
インポート設定を編集した場合は、Import または Review and Import をクリックします。
Successfully created virtual machine というメッセージが表示され、仮想マシンに作成されたリソースの一覧が表示されます。仮想マシンが Workloads
Virtual Machines に表示されます。 
仮想マシンウィザードのフィールド
| 名前 | パラメーター | 説明 | 
|---|---|---|
|   Template  |   仮想マシンの作成に使用するテンプレート。テンプレートを選択すると、他のフィールドが自動的に入力されます。  | |
|   ソース  |   PXE  |   PXE メニューから仮想マシンをプロビジョニングします。クラスターに PXE 対応の NIC が必要になります。  | 
|   URL  |   HTTP または S3 エンドポイントで利用できるイメージから仮想マシンをプロビジョニングします。  | |
|   コンテナー  |   
										クラスターからアクセスできるレジストリーの起動可能なオペレーティングシステムコンテナーから仮想マシンをプロビジョニングします。例:   | |
|   Disk  |   ディスクから仮想マシンをプロビジョニングします。  | |
|   Operating System  |   仮想マシン用に選択される主なオペレーティングシステム。  | |
|   Flavor  |   small、medium、large、tiny、Custom  |   仮想マシンに割り当てられる CPU およびメモリーの量を決定するプリセット。Flavor に設定される Preset はオペレーティングシステムによって決まります。  | 
|   Memory  |   仮想マシンに割り当てられるメモリーのサイズ (GiB 単位)。  | |
|   CPU  |   仮想マシンに割り当てられる CPU の量。  | |
|   Workload Profile  |   High Performance  |   高パフォーマンスのワークロードに対して最適化された仮想マシン設定。  | 
|   Server  |   サーバーワークロードの実行に最適化されたプロファイル。  | |
|   Desktop  |   デスクトップで使用するための仮想マシン設定。  | |
|   名前  |   
										この名前には、小文字 (  | |
|   説明  |   オプションの説明フィールド。  | |
|   Start virtual machine on creation  |   これを選択すると、作成時に仮想マシンが自動的に起動します。  | 
Cloud-init フィールド
| 名前 | 説明 | 
|---|---|
|   Hostname  |   仮想マシンの特定のホスト名を設定します。  | 
|   Authenticated SSH Keys  |   仮想マシンの ~/.ssh/authorized_keys にコピーされるユーザーの公開鍵。  | 
|   カスタムスクリプト  |   他のオプションを、カスタム cloud-init スクリプトを貼り付けるフィールドに置き換えます。  | 
ネットワークフィールド
| 名前 | 説明 | 
|---|---|
|   名前  |   ネットワークインターフェイスの名前。  | 
|   Model  |   ネットワークインターフェイスカードのモデルを示します。サポートされる値は、e1000、 e1000e、ne2k_pci、pcnet, rtl8139、および virtIO です。  | 
|   Network  |   利用可能な NetworkAttachmentDefinition オブジェクトの一覧。  | 
|   Type  |   
										利用可能なバインディングメソッドの一覧。デフォルトの Pod ネットワークについては、  | 
|   MAC Address  |   ネットワークインターフェイスの MAC アドレス。MAC アドレスが指定されていない場合、セッションの一時アドレスが生成されます。  | 
ストレージフィールド
| 名前 | 説明 | 
|---|---|
|   ソース  |   仮想マシンの空のディスクを選択するか、または URL、Container、Attach Cloned Disk、または Attach Disk などの選択可能なオプションから選択します。既存ディスクを選択し、これを仮想マシンに割り当てるには、利用可能な PersistentVolumeClaim (PVC) の一覧から Attach Cloned Disk または Attach Disk を選択します。  | 
|   名前  |   
										ディスクの名前。この名前には、小文字 (  | 
|   Size (GiB)  |   ディスクのサイズ (GiB)。  | 
|   Interface  |   ディスクデバイスのタイプ。サポートされるインターフェイスは、virtIO、SATA、および SCSI です。  | 
|   ストレージクラス  |   
										ディスクの作成に使用される   | 
|   
										Advanced   | |
|   永続ボリュームがフォーマットされたファイルシステムまたは raw ブロック状態を使用するかどうかを定義します。デフォルトは Filesystem です。  |   
										Advanced   | 
|   永続ボリュームのアクセスモード。サポートされるアクセスモードは、Single User (RWO)、Shared Access (RWX)、および Read Only (ROX) です。  | 
ストレージの詳細設定
						以下のストレージの詳細設定は、Blank、Import via URLURL、および Clone existing PVC ディスクで利用できます。これらのパラメーターはオプションです。これらのパラメーターを指定しない場合、システムは kubevirt-storage-class-defaults 設定マップのデフォルト値を使用します。
					
| 名前 | パラメーター | 説明 | 
|---|---|---|
|   ボリュームモード  |   Filesystem  |   ファイルシステムベースのボリュームで仮想ディスクを保存します。  | 
|   Block  |   
										ブロックボリュームで仮想ディスクを直接保存します。基礎となるストレージがサポートしている場合は、   | |
|   アクセスモード  |   Single User (RWO)  |   ディスクは単一ノードで読み取り/書き込みとしてマウントできます。  | 
|   Shared Access (RWX)  |   ディスクは数多くのノードで読み取り/書き込みとしてマウントできます。 注記 これは、ノード間の仮想マシンのライブマイグレーションなどの、一部の機能で必要になります。  | |
|   Read Only (ROX)  |   ディスクは数多くのノードで読み取り専用としてマウントできます。  | 
7.12.5.3.1. インポートされた仮想マシンの NIC 名の更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
VMware からインポートされた仮想マシンの NIC 名を、 OpenShift Virtualization の命名規則に適合するように更新する必要があります。
手順
- 仮想マシンにログインします。
 - 
									
/etc/sysconfig/network-scriptsディレクトリーに移動します。 ネットワーク設定ファイルの名前を変更します。
mv vmnic0 ifcfg-eth0
$ mv vmnic0 ifcfg-eth01 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
 - ネットワーク設定ファイルの名前を
ifcfg-eth0に変更します。追加のネットワーク設定ファイルには、ifcfg-eth1、ifcfg-eth2などの番号が順番に付けられます。 
ネットワーク設定ファイルで
NAMEおよびDEVICEパラメーターを更新します。NAME=eth0 DEVICE=eth0
NAME=eth0 DEVICE=eth0Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ネットワークを再起動します。
systemctl restart network
$ systemctl restart networkCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow