4.5. OpenShift Serverless のアップグレード


以前のバージョンの OpenShift Serverless をインストールしている場合には、本ガイドの手順に従って最新バージョンにアップグレードしてください。

重要

最新の Serverless リリースにアップグレードする前に、事前にインストールしている場合はコミュニティー Knative Eventing Operator を削除する必要があります。Knative Eventing Operator をインストールすると、Knative Eventing の最新のテクノロジープレビューバージョンをインストールできなくなります。

4.5.1. サブスクリプションチャネルのアップグレード

前提条件

  • 以前のバージョンの OpenShift Serverless Operator をインストールし、インストールプロセス時に自動更新を選択している。

    注記

    手動更新を選択した場合は、本書で説明するようにチャネルの更新後に追加の手順を実行する必要があります。Subscription のアップグレードステータスは、その Install Plan を確認し、承認するまで Upgrading のままになります。Install Plan についての詳細は、OpenShift Container Platform Operator のドキュメントを参照してください。

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで openshift-operators namespace を選択します。
  2. Operators Installed Operators ページに移動します。
  3. OpenShift Serverless Operator を選択します。
  4. Subscription Channel をクリックします。
  5. Change Subscription Update Channel ウィンドウで 4.5 を選択し、Save をクリックします。
  6. すべての Pod が knative-serving namespace でアップグレードされ、KnativeServing カスタムリソース (CR) が最新の Knative Serving バージョンを報告するまで待機します。

検証

アップグレードが成功したことを確認するには、knative-serving namespace の Pod のステータスと KnativeServing CR のバージョンを確認します。

  1. Pod のステータスを確認します。

    $ oc get knativeserving.operator.knative.dev knative-serving -n knative-serving -o=jsonpath='{.status.conditions[?(@.type=="Ready")].status}'

    上記のコマンドは True のステータスを返すはずです。

  2. KnativeServing CR のバージョンを確認します。

    $ oc get knativeserving.operator.knative.dev knative-serving -n knative-serving -o=jsonpath='{.status.version}'

    直前のコマンドは、Knative Serving の最新バージョンを返すはずです。OpenShift Serverless Operator リリースノートで最新バージョンを確認できます。

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